今回紹介するのは
HISTORY ARCHIVE COLLECTION(ヒストリー・アーカイブ・コレクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻 900/守2000
このカード名の、②の効果は1ターンに1度しか使用できず、
③の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「真紅眼の黒竜」として扱う。
②:相手がモンスターを特殊召喚した場合、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「真紅き魂」以外の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
③:自分・相手ターンに、自分フィールドの「真紅眼の黒竜」1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
レッドアイズの新たなる可能性となる闇属性ドラゴン族のレベル7モンスターです。
左腕と左翼がなくなっているレッドアイズ・ブラックドラゴンです。
この状態は洗脳された状態の城之内VS遊戯とのデュエル中、
ロケット戦士の攻撃によって左腕と左翼が吹き飛ばされた状態と一致しており
攻撃力も元の2400からロケット戦士の効果によって1500低下した900になっています。
このデュエルにおいては城之内ではなく遊戯の方が真紅眼の黒竜を使っており
カード名も原作遊戯王の258話のタイトル「真紅き魂(あかきたましい)」から来ていると思われ
この回でも遊戯は真紅眼の黒竜を使っています。
つまりこのカードは「遊戯が使う真紅眼の黒竜」をイメージして作られたカードと言えます。
相手が特殊召喚すればデッキからレッドアイズリクルート
①の効果は場と墓地に存在している限り
自身のカード名を真紅眼の黒竜として扱う名称変更効果です。
これにより墓地やフィールドのこのカードを素材に
真紅眼の黒刃竜の融合召喚に繋げたりできます。
また攻撃力が900と低いのでこのカードの特殊召喚から
地獄の暴走召喚により真紅眼の黒竜を2体特殊召喚するという芸当も可能です。
黒炎弾を使う事もできますがあまりダメージは与えられないので
低いダメージでも削り切れそうな時以外はあまりオススメしません。
③の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
②:相手がモンスターを特殊召喚した場合、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「真紅き魂」以外の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、相手がモンスターを特殊召喚した場合に
場かフィールドにある自身を墓地へ送る事で
手札かデッキから同名カード以外のレッドアイズを特殊召喚できるというものです。
発動条件がとても緩く相手のデッキが【ふわんだりぃず】とかでもない限りは発動条件に困らないでしょう。
相手のターンでの特殊召喚が主になると思うので
真紅眼の幼竜や黒鋼竜など破壊されて発動できるレッドアイズが蘇生する有力候補になるでしょうか。
後で蘇生する事を前提にレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを特殊召喚する手もあります。
③:自分・相手ターンに、自分フィールドの「真紅眼の黒竜」1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
③の効果はデュエル中に1度だけ、
自分の場のレッドアイズ1体を選択して元々の攻撃力分のダメージを相手に与えるバーン効果です。
洗脳城之内VS遊戯戦において洗脳が解けた城之内が
真紅眼の黒竜に自分を攻撃しろと命令した場面を再現した効果だと思われます。
デュエル中に1度ながらも黒炎弾1回分のバーンダメージを与える事が可能であり
相手に多大なダメージを与えられます。
自身も真紅眼の黒竜として扱うので自身を対象に発動する事もできますが
その場合はダメージは900と低いので出来るだけちゃんと真紅眼の黒竜を用意して発動したい所です。
真紅眼融合のサポートに
②の効果が優秀で【レッドアイズ】における展開力を飛躍的に上昇させてくれるカードです。
特に真紅眼融合を使う場合自分ターンでは他の展開ができなくなるので
相手ターンに特殊召喚が狙えるこのカードの存在はとてもありがたいものとなります。
③の効果もこのカードの特殊召喚がそのまま黒炎弾の発動に近いものとなり
バーン戦術の後押しに一役買ってくれます。
特に流星竜メテオ・ブラック・ドラゴンがいる状態で発動できれば
3500のバーンダメージになるのでデュエル中1度でも十分すぎるほどに強烈です。
全体的に真紅眼融合のフォローを考えられているカードですね。
真紅眼の黒星竜の存在も真紅眼融合で流星竜出して
そこからこのカードで3500バーンというのが狙いやすくなってます。