今回紹介するのは
HISTORY ARCHIVE COLLECTION(ヒストリー・アーカイブ・コレクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
装備魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からレベル4以下の天使族・魔法使い族・鳥獣族・獣戦士族モンスター1体を特殊召喚し、
このカードを装備する。
その後、フィールドのドラゴン族モンスターを全て持ち主の手札に戻す事ができる。
②:魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚
または「パラサイト・フュージョナー」1体を手札に加える。
融合用のサポートとなる装備魔法です。
柊柚子、セレナ、リン、黒咲瑠璃とレイシリーズ4人の手が並んで上に手を掲げており
各自が身に着けている腕輪から光が発しています。
カード名は彼女達が使うテーマそれぞれの元になっている「花鳥風月」からでしょう。
幻奏が「歌」、ウィンド・ウィッチが「氷」、リリカル・ルスキニアが「麗」といった感じですね。
何故かセレナのムーンライトだけ月のままです。他の呼称なかったんでしょうか。
レベル4以下の4種族を特殊召喚しつつドラゴン族バウンス
①:手札からレベル4以下の天使族・魔法使い族・鳥獣族・獣戦士族モンスター1体を特殊召喚し、
このカードを装備する。
その後、フィールドのドラゴン族モンスターを全て持ち主の手札に戻す事ができる。
①の効果は1ターンに1度、
手札からレベル4以下の天使族、魔法使い族、鳥獣族、獣戦士族1体を特殊召喚しつつ
このカードを装備、さらに場のドラゴン族を全てバウンスできるというものです。
天使族が幻奏、魔法使い族がウィンド・ウィッチ、鳥獣族がリリカル・ルスキニア、
獣戦士族がムーンライトをそれぞれ意識した種族サポートですね。
ドラゴン族バウンスは対ズァークを意識しているのでしょう。
4種族のいずれかであればいいのでかなり広範囲のカードを手札から展開できる手段として機能します。
ドラゴン族をバウンスする効果は活かせるかどうかは相手依存な所が大きいですが
DNA改造手術や破戒蛮竜-バスター・ドラゴンなどで強制的にドラゴン族にする事で
場のモンスター全てをバウンスさせるという強烈な効果に化けさせることもできます。
②:魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚
または「パラサイト・フュージョナー」1体を手札に加える。
②の効果は1ターンに1度、魔法罠ゾーンで表側でいるこのカードが墓地へ送られた場合に
そのエンドフェイズにデッキから「融合」か「フュージョン」と名の付く魔法、
もしくはパラサイト・フュージョナーを手札に加えるサーチ効果です。
①の効果で展開すると1枚分のディスアドバンテージになりますが
こちらの効果まで発動できればその損失分を補う形になります。
サーチできるタイミングがエンドフェイズとやや遅いですが
超融合のような速攻魔法の融合カードをサーチする事で
そのターンの間に発動する事も可能です。
融合を活用しないデッキでも
モチーフとなったレイシリーズのテーマですと
特に【ムーンライト】は元々融合テーマなので親和性が高いでしょう。
【リリカル・ルスキニア】も展開手段が1つ増えるのはありがたく
また②の効果で簡易融合をサーチしてサウザンド・アイズ・サクリファイスを出す事で
除去とエクシーズ素材を兼ね備えた用途として活用できます。
4種族のいずれかを使い、かつ融合魔法かパラサイト・フュージョナーを使うのであれば
様々なデッキでの活用が考えられる汎用性の高いカードです。
融合テーマでなくとも簡易融合や簡素融合はエクシーズ召喚やシンクロ召喚に役立つので
意外なほどこのカードを活用できるデッキは多いです。
魔術師を混ぜたタイプの【バスター・ブレイダー】などは融合召喚を活用しつつ
何よりも破戒蛮竜-バスター・ドラゴンで相手を無理やりドラゴン族にできるので
①の効果によるドラゴン族バウンスを最大限に活かせます。
変わった所では【ホーリーナイツ】で活用する手もあります。
聖夜に煌めく竜は手札に戻る事でアドバンテージが取れるカードであり
①の効果がホーリーナイツを展開しつつ聖夜に煌めく竜をセルフバウンスする手段として機能します。
②の効果は簡易融合や簡素融合あたりをサーチしておけばいいでしょう。
採用出来るデッキが多くて使い道模索するのが楽しいカードですね。
意外なデッキにこのカードが採用されたりもありそうです。