遊戯王セブンス84話の感想です。
前回のあらすじ:これ・・・ご先祖様です・・・
各地では新しいデュエルが次々と生み出されています。
近未来デュエル、時代劇デュエルはまだ分かるけど新人類って何やねんって思いましたが
どうやらこれ、1980年代に使われた用語らしいですね。
つまりこの人らミミさんと同じ人種です。
それらの新しいデュエルが争いを繰り広げており
そういう意味状況はユーガの望み通りですがユーガはガクト達が記憶を取り戻した事に焦っていました。
そこにナナホから新しい報告が、
新しいデュエルが次々と生み出されている弊害でシステムに負荷がかかり
このままでは大元の基盤となっているゴーハデュエルそのものが消滅してしまうかもしれないとの事です。
これにはユーガもそんな事は絶対に阻止しないといけないと焦ります。
混沌を転んで争いを誘発させているのだとしても
そもそもの部分ではデュエルが大好きという事なのでしょうね。
一方でロア・ロミンはシークレットライブを開催しようとしていました。
どうやらロミンの方はあれから姿を現していないようで
蘭世と凛之助に探させる事にしてまずはロアの記憶を取り戻そうと皆は奮闘します。
しかし今のロアは真面目にバンドについて取り組んでおり
その為に心のどこかで記憶を取り戻してほしくないと考えてしまう月太がいました。
その一方でウシロウは言います、今のロアは何かがおかしいと。
ミミはユウオウに昔話を聞かせていました。すっかりユウオウのママが板についています。
なお読んだ昔話のタイトルは「ワンレンおばあさんとメッシーおじいさん」。
ああ昔話ってそういう・・・あと「バブリーバブリー」ってそれもしかしてめでたしめでたしですか?
ちなみに次に読ませようとしたタイトルは
「おばあさんが水着へ着替えたら」。どういう話なんだ・・・。
ユウオウの記憶が戻るかどうかを心配するゴーハ6兄弟ですが
ネイルは自分がそうであったようにユウオウも記憶が戻るのがセツリだと言います。
またネイルが言うにはデュエルシステムが圧迫した時期と
オーティスが記憶をなくした時期が一致していると言います。
これの意味する所は新しいデュエルが増えてもシステムが圧迫しないように
オーティスが裏でシステムの調整をしていたという事、
しかし記憶をなくしてしまった今ではその調整手段がなくなってしまっているのです。
そもそもオーティスは新しいデュエルを増やして何をしようとしているのか、
ミミはそれを把握する為に例のセブンスロードの本の続きが読めればと思いますが
途中のページが破られている事を思い出して頭を抱えます。
しかしユウオウがその話を聞いて何やら考え込み、
そして「デュエルプログラム」という単語を口にします。
もしかしたらユウオウはセブンスロードの本に何か心当たりがあるのかもしれません。
さてライブの為の最終チェックをしている所に遊我たちをやっています。
明らかに豹変していたガクトやアサナと違って
ロアは特に豹変しているような様子が見られません。
このあたりからもウシロウの言う「何かがおかしい」というのが感じ取れますね。
記憶を取り戻す為にデュエルをしようと提案する遊我、
しかしロアはライブがあるからという理由でそれを断ろうとします。
自分はお姫様の前以外ではステージに上がらないと主張するロアですが
そのお姫様であるファンの女の子たち(とミミさんじゅうななさい)がデュエルが見たいと声援を送り
ロアはファンの要望に応える為にもラッシュデュエルを受ける事にしました。
こうして遊我VSロアのラッシュデュエルが始まります。
目次
あの時と同じだな
先行は遊我、ドロー。
ダークソーサラーのリリースからセブンスロード・ウィッチをアドバンス召喚、
その効果で手札からセブンスロード・マジシャンを特殊召喚します。
因縁のカードを見せてロアの記憶を揺さぶろうとしますがロアは知らないなぁと言います。
遊我はこれでターンエンドです。
ロアのターン、ドロー。
ロイヤルデモンズ・グルーピーとロイヤルデモンズ・スタンを召喚、
スタンの効果はデッキトップから墓地へ送りそれがモンスターであれば
そのレベル×100のダメージをお互いに与えます。
墓地へ送られたのはレベル6のデスヴォイスでお互いに600ダメージ。
そしてグルーピーをリリースしてロイヤルデモンズ・パンクをアドバンス召喚、
先ほど墓地へおとしたデスヴォイスを回収してそのままアドバンス召喚、
その効果でセブンスロード・マジシャンの攻撃力を700まで下げた後に
2体リリースでロイヤルデモンズ・ヘヴィメタルをアドバンス召喚。
この流れるようなリリースコンボこそがロイヤルデモンズの、ロアの真骨頂ですね。
ヘヴィメタルの効果でセブンスロード・ウィッチを破壊して攻撃力吸収、
これでヘヴィメタルの攻撃力は4100、セブンスロード・マジシャンの攻撃力は現在700なので
戦闘でダメージを与えればこれで決着がついてしまいます。
そう、これは最初に遊我とロアがデュエルした時と同じ状況です。
ヘヴィメタルの攻撃に対して遊我は罠「マジカル・スイッチ」を発動、
セブンスロード・マジシャンとセブンスロード・ウィッチを入れ替える事で
受ける戦闘ダメージを減らしました。ロアはこれでターンエンドです。
ロア「記憶ないで」
ロアの様子に遊我はウシロウの言った通りロアは何かがおかしい事に気付きます。
そんな所に蘭世からロミンの行方が分かったとの報告が入ります。
なんとロミンはロア・ロミンを脱退してソロデビューをしようとしているのです。
1人でやるべきだったと主張するカイゾーを吹っ飛ばしつつ皆に動揺が走ります。
ロアが言うにはロミンが勝手に決めた事で
ロアは自分には関係ない事だと止めなかったといいます。
しかしゲッタとウシロウは納得がいきません。
もしかしてロミンはロア・ロミンの事まで忘れてしまったのかショックを受けています。
そう、恐らく実際にロミンは記憶を失った影響でこのように豹変してしまったのでしょう。
ではロアは?記憶を失ったといいつつロア・ロミンの事ははっきりと覚えています。
遊我は言います、ロアが自分の事を忘れるはずがないと。
何故なら遊我とロアはラッシュデュエルが存在するずっと前から面識があるのです。
遊我は何故ルークの記憶が失っていないかを考えていました。
それは遊我とルークがラッシュデュエルが生まれる前から交流があり
深いつながりを持っていたからだといいます。
ラッシュデュエルが存在するずっと前から遊我の事を認識していれば
ラッシュデュエルの記憶が失われても遊我の記憶から埋め合わせが発生するのかもしれませんね。
そしてロアはある意味ではルーク以上に昔から遊我と交流、いや因縁があるのです。
それらの状況や今のロアの様子から判断して遊我はロアに告げます。
君は記憶を失ってなんかいないと。
それを証明するかのようにロアは笑いました。
昔から遊我と因縁のあるロアの記憶が失ったらどうなるのかと思っていましたが
記憶なんて最初から失っていなかったというオチでした。
そうなるとどうして記憶を失っているフリをしていたかが気になる所ですね。
一度気持ちを切り替えてバンドに打ち込んでみたかったのか
それとも記憶がないと思い込ませる事に何か策があったのか。
あと記憶失ってないならこれ必要なかったですね
次回予告 第85話『王の帰還』
サブタイトルはロード・オブ・ザ・リングですね。ってよく見たら最近ずっとそうですが。
記憶を失っている事が演技だとバレたロアは自嘲をするものの
ファンの声援ですっかりいつも通りになるみたいですね。
セブンスロードが3体並んでいます。
遊我VSロアは特にセブンスロードに焦点を当てられたデュエルな事もあって
今回はセブンスロードてんこ盛りでいく様子ですね。