遊戯王セブンス81話の感想です。
前回のあらすじ:だが奴らは・・・弾けた
目次
まるで第1話のように
朝、遊我はカイゾーを引き連れて学校へ登校します。
ロミンと学人へ挨拶するもののその様子はどことなくよそよそしいものでした。
そう、それはまるで第1話開始当初のような、
それまでに培ってきて話などなかったかのような。
ロミンはカイゾーの事を完全に忘れておりそのせいでカイゾーがショックで倒れ伏しています。
記憶を失ったのはアサナもであり
「R6を改造するなんて言語道断!」という以前の様子に逆戻りしています。
ロアやネイルも記憶を失っており記憶があるのは遊我とルークだけ・・・と途方に暮れていたら
どうやら蘭世と凛之助も無事だったようです。
とにかく今は記憶の残っているメンバーで彼らをどうするのかを考える場面ですね。
しかしここで疑問が1つ残ります。
遊我は死者蘇生の儀式の時には気絶していた為に記憶を失わずに済みました。
でもデュエルしていた当人であるルークはどうして記憶を失わずに済んでいたのでしょう。
ルークは自分の中の悪魔が記憶を察知して守ったと言っていますが
ルークにはまだまだ謎がありそうですね。
記憶を取り戻すには同じように死者蘇生を使うしかないと考える一同でしたが
遊我だけはその結論に釈然としないものを感じていました。
ゴーハ社へ戻るとゴーハ6兄弟はクレーム処理にてんてこ舞いの状況になっていました。
ユウジーンがちゃんと仕事をしている様子がちょっと意外です。
どうやら新しいルールが増えすぎたせいで色々な問題が発生している様子です。
遊我は自分が作ったロードのせいで・・・と自責の念を感じていますが
ユウロがそんなことないと遊我をフォローします。
大きな原因はやはりユウガが新しいルール同士の対立を煽るようにしているからのようですね。
なおセバスチャンもゴーハ6兄弟の元にやってきていました。
ネイルも記憶を失っており、その結果としてゴーハ社に戻れてはいるのですが
セバスチャンとしてもネイルには記憶を取り戻して欲しい事に変わりはありません。
ルークは死者蘇生をユウロたちから借りようとしますが
どうやらユウガが全て持って行ったようですね。
さて一方でユウガの方ですがこちらはこちらで結構焦っていました。
ルークに勝てなかった事、記憶を失わせる事が出来なかった事がかなり心残りのようです。
ユウガの中でもルークは危険な存在として最も危険視している感じですね。
しかしルークはひとまず置いておいてユウガは次の目標に狙いを定めます。
それはオーティス、彼こそがラッシュデュエルを誕生させ
かつ大人からデュエルを子供の手に取り戻させた張本人だとユウガは考えます。
何かと邪魔をしラッシュデュエルを消そうとしたのも
逆によりラッシュデュエルの存在を強固なものにしようとしていたと。
オーティスはその答えが事実であるかのように不敵な笑みを浮かべます。
そして混沌の世界に対する邪魔者として認識、彼の記憶を奪おうと試みます。
こうしてユウガVSオーティスのラッシュデュエルが開始されました。
記憶封印の条件
先行はオーティス、ドロー。
ライフを1000払って魔法「魔術のカーテン」を発動、
いきなりブラック・マジシャンを特殊召喚してターンエンドです。
ユウガのターン、ドロー。
メカレオンとカマレオンを召喚、ライフを300払いカマレオンの効果でデッキから3枚墓地へ送り
爬虫類族通常モンスターの鎧蜥蜴(アーマー・リザード)を手札に加えます。
そして2体リリースしてエクディシス・カリギュレオンをアドバンス召喚、
さらにアーマー・リザードとツメレオンと召喚し
ツメレオンの効果でカリギュレオンの攻撃力を200アップさせさらに貫通効果を付与です。
それに対してオーティスは罠「マジカル・ハットトリック」を発動、
ブラック・マジシャンを手札に戻した後に
モンスターを3体裏側守備表示で特殊召喚します。
名前からしてもマジカル・シルクハットをラッシュデュエル風にアレンジしたカードですね。
ユウガは3体の中からブラック・マジシャンを見事に引き当てて攻撃するものの
オーティスは罠「マジカル・シフトボックス」によって攻撃されるモンスターを入れ替え
ドリアードを身代わりにする形でブラック・マジシャンの戦闘破壊を防ぎました。
その事を強く悔しがるユウガ、
どうやらブラック・マジシャンを死者蘇生で蘇らせるのが狙いだったようで
相手の記憶を封印するには相手のデッキの中で最も特別なカードを蘇生する必要があるようです。
それが遊我の時にはセブンスロード・マジシャンで
ユウオウの時にはイマジナリー・アクターだったわけですね。
ユウガはこれでターンエンドです。
オーティスのターン、ドロー。
ブラック・マジシャンとブラック・マジシャン・ガールを攻撃表示にします。
この師弟が揃い踏みになる様子久々に見ますね。
まず魔法「黒・魔・導(ブラック・マジック)」によりユウガの魔法罠を全て破壊、
さら魔法「千本ナイフ」によってカリギュレオンを破壊、
そして魔法「黒・魔・導・響・弾(ブラック・レゾナンス・バースト)」によって
ブラック・マジシャンの攻撃力を4500にまで上げます。
そしてブラック・マジシャンとガールによってユウガのモンスターを破壊し
残りライフを100まで削ります。
オーティスはこれでターンエンドです。
死者蘇生、ダメ、絶対
ユウガのターン、ドロー。
満身創痍のユウガですが仕留めきれなかった事を後悔させてやるとやる気満々です。
まず魔法「逆鱗火斬(げきりんかざん)」を発動、
手札から爬虫類族2体を墓地へ送り、その合計レベルの相手モンスターを破壊するというもので
これによりブラック・マジシャンを破壊します。
ですがオーティスは罠「黒魔族の転生」により
破壊されたブラック・マジシャンをすぐに手札に回収します。
ですがそれに対してユウガは魔法「擬態の迷彩剣」を発動、
手札から1枚墓地へ送る事で相手の手札を1枚捨てさせて
さらにその攻撃力分相手の場のモンスターの攻撃力を下げてしまいます。
これによりブラック・マジシャンを捨てさせつつガールの攻撃力を0にします。
そしてついに魔法「死者蘇生」によりブラック・マジシャンを蘇生、
記憶を封印する呪文を唱えつつブラック・マジシャン・ガールに攻撃して戦闘破壊、
オーティスのライフを0にしました、ユウガの勝利です。
記憶を失ったオーティスは自分が何をしているかもわからなくなり
慌てふためくような感じで姿をくらましました。
その様子を見てユウガは満足げに高笑いをしています。
この様子に遊我達も焦りを隠せません。
ルークはもう死者蘇生でなんとかするしかないとカード作成機にかけつけますが
遊我は記憶を操る死者蘇生を使うのなんて間違っていると否定します。
その時にナナホ達裏七星一族の者達が襲撃をしかけてきます。
蘭世と凛之助がカラテにより彼らの応戦をしますが
ナナホが何やらボタンを押すとカード作成機が爆発して壊れてしまいました。
どうやら爆弾を仕掛けていた様子です。
さらにユウガはもう必要ないと自分が持っていた死者蘇生を捨てて
それをテントウムシに食べさせてしまいます。
この群がる無数のテントムシ、かなり気味が悪く遊我がトラウマになるのも何かわかります。
蟲が苦手だったり集団恐怖症の人にはちょっと閲覧注意な場面ですね。
こうして死者蘇生によって記憶を取り戻す事は不可能になってしまいました。
というわけでとうとうオーティスも記憶封印です。
こうなってくるといよいよ切迫した事態になってきた感じがしますね。
今までに比べてもかなり暗く、後がない感じの様子が伝わってきます。
ただオーティスが記憶を失ったかはかなり疑問なんですよね。
記憶を失った、という割には新しい情報を出すわけでもないですし
何より素顔も謎のままです。なんだか縁起っぽいです。
あとはルークの謎が一層深まりましたね。
ユウガもかなり危険視していますしラスボスはルークって事もありえそうです。
次回予告 第82話『ドーロ・オブ・ザ・ラッシュ』
うんサブタイトルはロード・オブ・ザ・リングからですね。
ラッシュデュエルの記憶を失ったガクトの為に
どうやらルーク主催で今までの事を映画形式で見せようという試みの様です。
そしてその過程で凛之介がガクトとデュエルする形のようですね。
ラッシュデュエルの記憶がないという事でガクトも一番最初の蒼月流形式に戻っています。
ロアが記憶を失っているので代役を立てているというのは分かるのですが
もうすこしちゃんとした人選あったんじゃないかな?