今回紹介するのはDIMENSION FORCE(ディメンション・フォース)よりこのカードです。
目次
カード説明
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
このカード名の②の効果1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ゾンビキャリア」として扱う。
②:このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドのレベル6以上のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを2つ下げ、このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、
自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
闇属性アンデット族のレベル2チューナーです。
毒々しいメスをいくつも手に持った太ったピエロのゾンビです。
頭は胸元に不気味な面をいくつもつけているのが印象的です。
カード名は直訳するなら「狂った殺人鬼」といった所でしょうか。
見た目からも名前からもヤバイ感がぷんぷんしていますね。
レベル6以上のアンデット族のレベルを下げて自己蘇生
①の効果はフィールド、墓地に存在する間はゾンビキャリアとして扱う名称変更効果です。
これによりデスカイザー・ドラゴンなど
ゾンビキャリアを素材に指定するシンクロモンスターの素材として利用できます。
ペインペインターと違って墓地でもゾンビキャリアとして扱うのがポイントで
ゾンビキャリアと一緒に採用すれば継承の印による蘇生もある程度狙っていけます。
②:このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドのレベル6以上のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを2つ下げ、このカードを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、
自分の場のレベル6以上のモンスターのレベルを2下げる事で
自身を墓地から特殊召喚する自己蘇生効果です。
このカードのレベルが2なので合計レベルは変わらず
レベルを下げたモンスターと同じレベルのシンクロ召喚に繋げたり
2体でリンク召喚に繋げたりが可能です。
この手の効果にありがちな除外されてしまうデメリットもなく
条件さえ満たせば毎ターン自己蘇生が可能です。
自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
デメリットとしてこのカードで蘇生した自身が場に出ている間は
アンデット族しか特殊召喚出来ません。
アンデット族のシンクロ素材やリンク素材に使うのが基本となるでしょう。
色んなアンデット族に採用できる
レベル6以上のアンデット族を活用しているデッキであれば
毎ターン気軽に蘇生してシンクロ素材やリンク素材として活用できる優秀なカードです。
特に【ヴァンパイア】ではリンク素材の水増し要員として使いやすいでしょう。
【エルドリッチ】では黄金卿エルドリッチを対象にこのカードを蘇生する事で
真紅眼の不死竜皇のシンクロ召喚へ繋げていく事ができます。
レベル6以上のアンデット族をメインデッキに採用していなくとも
レベル4のモンスターと一緒に並べる事で
イモータル・ドラゴンをはじめとするレベル6アンデットシンクロに繋げられるので
そこから自己蘇生に繋げられます。
イモータル・ドラゴンはレベル変動効果を持っているので
このカードと合わせて別のレベルのシンクロ召喚も狙いやすく相性がいいです。
上記のようにアンデット族であればとても利便性の高いカードであり
様々なアンデット族デッキに採用出来るポテンシャルを秘めています。
ここに来てゾンビキャリアとなる効果を持つ新規が追加されたという事は
ゾンビキャリアをサポートするカードも出てくるかもしれませんね。