2021年もいよいよ終わりですね。
今回紹介するのはDIMENSION FORCE(ディメンション・フォース)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2000/守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに、モンスターが存在しない場合、
または「勇者トークン」が存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合、
相手フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
このカードのコントロールを相手に移し、対象のカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
【勇者トークン】の新規となる闇属性悪魔族のレベル7モンスターです。
やあ、(´・ω・`)ようこそ、イリガルハウスへ。
このバウンスはサービスだから、まずは喰らって死んで欲しい。
うん、「フリーチェーン」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このモンスター効果を見たとき、君は、
きっと言葉では言い表せない 「また勇者か」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中でそういう気持ちを忘れないで欲しい、
そう思ってコントロールを君に移したんだ。
______________じゃあ、サレンダーしようか。
顔の隠れた漆黒の全身鎧を身に纏い炎が付与された大剣を携えた騎士です。
ファンタジー世界における勇者たちの前に立ちはだかる敵の存在を
相手にコントロールを移す事で表現したモンスターとなっています。
この手の存在は最初は主人公に協力的ながら途中で裏切る、
もしくは逆に後々主人公と和解して協力者になってくれるのが王道ですね。
このカードは敵対しつつも明らかに勇者たちに理のある効果を持っており
既にツンデレ感が漂っております。
フリーチェーンでコントロールを相手に移しつつ2体バウンス
①:自分フィールドに、モンスターが存在しない場合、
または「勇者トークン」が存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果はお互いのメインフェイズに1度、自分の場にモンスターがいないか
勇者トークンがいる場合に自身を手札から特殊召喚するというものです。
フリーチェーンで発動できる事も含めて流離のグリフォンライダーと同じ召喚条件であり
両方ともレベル7なので一緒に並べる事でランク7のエクシーズ召喚に繋げる事もできます。
どちらか片方の効果にチェーンしてもう片方の効果も発動する事で
勇者トークンがいない場合でも同時に場に展開できる事は意識しておいていいでしょう。
②:自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合、
相手フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
このカードのコントロールを相手に移し、対象のカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②の効果は1ターンに1度、フィールドに勇者トークンがいる場合に
自身のコントロールを相手に移す事で相手のカード2枚を手札に戻すバウンス効果です。
相手にコントロールを移す事で勇者たちと敵対するのを再現したニクい効果となっています。
このカードを相手に与えてしまうもののフリーチェーンで一気に2枚のバウンスが可能であり
何より①の効果で相手ターン中にいきなり出てきて発動が可能なので
高い不意打ち性能と妨害性能を併せ持っています。
相手にコントロールを移した後は
バウンスによってこのカードを再度手札に戻す事が出来れば理想的です。
自分ターンに効果を発動していれば騎竜ドラコバックで奪い返す事も可能です。
壊獣と相性抜群
事前に勇者トークンを出しておく必要があるものの
フリーチェーンで手札からいきなり出てきてフリーチェーンでバウンスをしてくるという
文句なしに強力な妨害効果を持った厄介なモンスターとなっています。
相手にコントロールを移した後も攻撃力2000とそこまで脅威ではないですが
相手も勇者トークンを出してきた場合には相手も②の効果を発動可能となります。
【勇者トークン】自体がミラーマッチ率のかなり高いテーマであるので注意しておきましょう。
壊獣や溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムのような相手の場に出すカードとの相性はとてもよく
再利用する為のバウンス手段を共有できるだけでなく
このカード自身もそれらを手札に戻して再利用する手段として機能します。
もともと騎竜ドラコバックの存在から
壊獣と相性のいい側面のある勇者トークンでしたが
本格的に【勇者壊獣】みたいなデッキも組めそうですね。