12月21日にVジャンプ2月号が発売されます。
今回紹介するのはその付録として収録されるこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星8/光属性/幻竜族/攻2000/守2000
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは自分の墓地のレベルまたはランクが8のモンスター1体を除外し、手札から特殊召喚できる。
②:自分の墓地のレベルまたはランクが8の儀式・融合・S・Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、戻したモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●儀式・融合:自分はデッキから1枚ドローする。
●S・X:このカードの攻撃力は1000アップする。
光属性幻竜族のレベル8モンスターです。
白い炎のような体を持つ竜です。
周囲には「三つ巴」の模様の入った青い人魂のようなものが浮かんでおり
紫色の天衣を肩にかけてる事からも雷神をイメージさせるデザインをしています。
モチーフは「八大神」だと思われます。
日本神話において火之迦具土神を産んだ事で亡くなった伊邪那美命が
黄泉の住人となった事でその五体に発生して八柱の雷神で
それぞれ
・大雷神(おほいかづちのかみ)
・火雷神(ほのいかづちのかみ)
・黒雷神(くろいかづちのかみ)
・析雷神(さくいかづちのかみ)
・若雷神(わかいかづちのかみ)
・土雷神(つちいかづちのかみ)
・鳴雷神(なるいかづちのかみ)
・伏雷神(ふすいかづちのかみ)
となっておりこの八柱をまとめた名称が「八雷神(やくさいかずちのかみ)」や
「火雷大神(ほのおいかずずちのおおかみ)」と呼ばれます。
とりあえず雷神のすげー奴らと認識しておけばいいでしょう。
墓地からレベル8を除外して特殊召喚
①の効果は墓地からレベルかランクが8のモンスターを除外する事で
手札から自身を特殊召喚する自己展開効果です。
レベル8をメインとするデッキであれば特殊召喚は容易に狙っていけます。
墓地コストの確保としてはトレード・インあたりを活用していくのがいいでしょう。
最近のこの手の自己展開効果としては1ターンに1度の制約がなく
墓地コストさえ確保できれば手札から複数の展開も行えます。
②:自分の墓地のレベルまたはランクが8の儀式・融合・S・Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、戻したモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
②の効果は1ターンに1度、墓地のレベル8かランク8の
儀式、融合、シンクロ、エクシーズのいずれかのモンスターをデッキに戻す事で
戻したモンスターの種類によってそれぞれの効果を発動するというものです。
儀式モンスターか融合モンスターをデッキに戻した場合は1枚ドローできます。
シンプルにアドバンテージに繋がる便利な効果です。
シンクロかエクシーズを除外した場合は自身の攻撃力を1000アップします。
元々の攻撃力が2000なのでこの効果により3000打点に到達します。
ちなみに永続強化なのでこのカードが場に残れば
毎ターン攻撃力を1000上昇させていく事も可能です。
このカードを各種素材に利用する場合にはあまり活かせない効果ではありますが
その場合でも墓地のEXデッキのカードをデッキに戻して再利用する用途に使えます。
レベル8の儀式モンスターや融合モンスターを使うデッキに
特に融合、儀式をデッキに戻した場合に発動できるドロー効果が美味しいですね。
レベル8の儀式モンスターを扱うデッキ、特に高等儀式術を使うようなデッキであれば
墓地にレベル8モンスターを送る事も難しくなく積極的に特殊召喚が狙っていけます。
儀式モンスターはサーチ手段が豊富であるが故にデッキからサーチしきってしまうケースも多く
墓地の儀式モンスターをデッキに戻す事もメリットにしやすいでしょう。
ドロー効果を発動した後はエクシーズ素材にしてもいいですし
儀式召喚の生け贄にしてしまってもいいでしょう。
融合軸ではアルバスの烙印がレベル8融合モンスターを数多く採用しやすく
かつ墓地肥やし性能も優れるのでこちらでも効果的に扱っていけます。
エクストラデッキがカツカツになりやすいデッキでもあるので
EXデッキに戻す手段としても重宝します。
単純に「特殊召喚しやすいレベル8モンスター」として
ランク8のエクシーズデッキに組み込んでみてもいいでしょう。
いざという時は3000打点のモンスターとして殴りかかれますし
やはりEXデッキに戻せるのは普通に便利です。
ちなみにメタファイズ・ネフティスとメタファイズ・タイラント・ドラゴンは
除外される事で効果を発動できるので①の効果のコストとして最適です。
レベル8に寄せたタイプの【メタファイズ】に組み込むのも面白そうです。