今回紹介するのはデュエリストパック-深淵のデュエリスト編-よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの表側表示の「海」1枚を墓地へ送って発動できる。
自分の手札・デッキから、「海」のカード名が記されたモンスターまたは
水属性の通常モンスターを合計2体まで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、
さらに手札・デッキからレベル6以下の水属性の通常モンスターを任意の数だけ特殊召喚できる。
このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。
水属性用のサポートとなる通常罠です。
夕焼けの中、海竜神、デビル・クラーケン、メガロドンの3体が陸に打ち上げられてしまっています。
これは原作において闇遊戯が月を攻撃するという謎の行動によって
海が干上がってしまったシーンを再現している場面となります。
なおこの3体のうちメガロドンだけはOCG化されていません。可哀想。
ちなみに「暗岩(あんがん)」常に水面上に露出せずに
干潮でも水面下に沈んでいる岩礁の事を意味します。
イラストでは思いっきり干上がって水面上に露出してしまっているのでなんとも皮肉な名前です。
海を墓地に送って最大5体特殊召喚
①:自分フィールドの表側表示の「海」1枚を墓地へ送って発動できる。
自分の手札・デッキから、「海」のカード名が記されたモンスターまたは
水属性の通常モンスターを合計2体まで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
その効果は1ターンに1度、自分の場の海1枚を墓地へ送る事で
手札かデッキから水属性の通常モンスターか効果テキストに「海」の単語が存在するモンスターを
2種類まで守備表示で特殊召喚できるというものです。
海を墓地へ送るのは月を破壊されて海が干からびてしまったのを再現しているのでしょうね。
大要塞クジラや伝説のフィッシャーマン二世あたりが特殊召喚する有力な候補となってくるでしょうか。
発動時に海を墓地へ送る必要がありますが
潜海奇襲Ⅱなど他に海扱いになるカードを場に残しておくことができれば
電気海月-フィサリア-の効果も有効に活用する事が可能です。
さらに手札・デッキからレベル6以下の水属性の通常モンスターを任意の数だけ特殊召喚できる。
また発動時に相手の場にモンスターが存在していれば
手札かデッキからレベル6以下の水属性通常モンスターを
好きなだけ特殊召喚する事も可能です。
相手に1体でもモンスターがいればいいので大抵の状況で条件を満たす事ができるでしょう。
こちらは通常モンスター、それもレベル6以下に限定されますが
攻撃表示で出す事ができるので自分ターンに特殊召喚している場合、
畳みかけるように攻撃をしかける事も可能です。
またこちらは同名カードを3体特殊召喚する事も可能です。
制約として次の自分ターン終了時までは水属性しか特殊召喚できなくなります。
効果から考えても水属性メインのデッキで活用するのが基本となり
EXデッキも水属性で揃えておいた方がオススメです。
通常召喚は可能なので蘇生したモンスターをアドバンス召喚のリリース要員に、
というのは問題ありません。
有力な水属性通常モンスター色々
発動コストとして海を墓地に送る必要こそあるものの
相手の場にモンスターさえいれば一気に5体のモンスターを特殊召喚出来る強烈なカードです。
そのうち3体は通常モンスターになってしまいますが
フロストザウルスあたりなら十分にアタッカーとして活用する事ができますし
ライブラの魔法秤や守護竜ユスティアあたりのチューナーであればシンクロ召喚に繋げられるので
このあたりを採用しておくのがいいでしょう。
通常モンスターという点を踏まえても5体一気に特殊召喚は破格であり
水属性通常モンスターの価値を一気に高めてくれるカードだと言えます。
また通常ペンデュラムチューナーであるライブラの魔法秤以外だとドラコニアの海竜騎兵が
このカードで特殊召喚できる水属性通常ペンデュラムとなります。
前半の効果であればレベル7の竜穴の魔術師もデッキから特殊召喚可能なので
水属性メインのペンデュラムデッキに組み込むのも面白いかもしれませんね。