今回紹介するのはデッキ改造パック 混沌のオメガライジング!!よりこのカードです。
目次
カード説明
フュージョン・効果モンスター
星9/光属性/天界戦士族/攻3000/守3000
「魔将ヤメルーラ」+「戦天女ハリキリー」
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【選択効果】
●次の相手ターン終了時まで、このカードが表側表示の間、
このカードの攻撃力は500アップし、
お互いはモンスター(レベル9以下)を表側攻撃表示で特殊召喚できない。
●自分または相手フィールドのモンスター1体を選んで表示形式を変更する。
やめて!やめられ!やめません!
八百万のヤメが岩戸を開き!放つ光は何照らす!
いでよ!天界戦士族!天翔流麗ヤメテラス!!
光属性天界戦士族のレベル9フュージョンモンスターです。
戦士族の天使族のフュージョンという事で天界戦士族という事なのでしょう。
遊戯王SEVENSにおいて蒼月学人がフラッシュ深海子戦で使用し
その効果で自身の攻撃力を強化しつつビリビリボーンでの特殊召喚を封じました。
ビフォー
↓
アフター
元の武将風の衣装から一新、気品漂う神のような衣装に身に纏いまた大きな角が生えています。
髪も元の色白から青くなり長い髪をまっすぐに伸ばしていますね。
そして軍配が鳥のような姿となりそれに乗って天を翔かけています。
他のチームルークのレベル9フュージョンモンスターに比べて
元の魔将ヤメルーラの原型とは大分離れていますが青白い肌や「メ」の形に光る角、
軍配などにヤメルーラの名残が確認できます。
また右手に持った西洋風の大剣ですが
ちゃんと「ヤ」と「メ」の文字をあしらった光のラインが刻まれてるのが特徴的です。
モチーフは日本神話における太陽を司る主神「天照大神(あまてらすおおみかみ)」からでしょう。
一般的には女神として伝わっているアマテラスですが
このカードは元がヤメルーラな事もあり男性のようですね。
レベル9以下の特殊召喚は許しません!
フュージョン素材には魔将ヤメルーラと戦乙女ハリキリーを指定しています。
最上級モンスターと下級通常モンスターの組み合わせですね。
ヤメルーラ自体がある程度場に残りやすい性能の最上級モンスターなので
後からハリキリーとフュージョンを揃えてフュージョン召喚、というのも狙いやすいでしょう。
【選択効果】
その効果は1ターンに1度、デッキトップのカードを墓地に送って発動する選択効果です。
このカードの攻撃力は500アップし、
お互いはモンスター(レベル9以下)を表側攻撃表示で特殊召喚できない。
1つ目の効果は次の相手ターン終了時まで自身の攻撃力を500アップさせ、
さらにお互いにレベル9以下のモンスターを表側表示で特殊召喚できなくするというものです。
裏側守備表示で特殊召喚できるのは和仮真戦士ぐらいであり
ほぼ「マキシマム召喚以外の特殊召喚を封じる」と解釈していい効果です。
自身の攻撃力も3500打点にまで到達するので大抵のモンスターに戦闘破壊できる他、
返しのターンでも突破は困難となるでしょう。
2つ目の効果は自分か相手のモンスター1体の表示形式を変更できます。
守備力の低いモンスターの戦闘破壊に役立つ他、
魔将ヤメルーラあたりを攻撃表示に戻すといった使い方もできます。
このカード自身はこの効果に頼らずとも大抵のモンスターは戦闘破壊できますが
他のモンスターと一緒に並べて攻撃させる際には有効に機能してくれるでしょう。
アドバンス召喚メタと言える魔将ヤメルーラと打って変わって
特殊召喚メタをひっさげて来たフュージョンモンスターです。
3500打点を確保しつつ特殊召喚を封じるのは非常に凶悪で相手によっては
死者への手向けやダーク・リベレイションでないと突破できないという状況にもなるでしょう。
特にフュージョン召喚を主軸とするデッキにとっては悪夢のような存在です。
その一方でマキシマムモンスターには滅法弱くマキシマム召喚を封じる事も出来なければ
表示形式の変更に関しても意味がありません。
このカードを積極的に活用するのであれば
マキシマムモンスターの対策手段は別途欲しい所ですね。