今回紹介するのはBATTLE OF CHAOS(バトル・オブ・カオス)よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星6/闇属性/恐竜族/攻4000/守 0
カード名が異なる「ダイノルフィア」モンスター×2
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は自分のLPの数値分ダウンする。
②:自分・相手のメインフェイズに、LPを半分払い、
自分の墓地から「ダイノルフィア」通常罠カード1枚を除外して発動できる。
この効果は、その罠カード発動時の効果と同じになる。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地からレベル4以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
【ダイノルフィア】に属する闇属性恐竜族のレベル6融合モンスターです。
恐らくはダイノルフィア・テリジアの進化形だと思われます。
ビフォー
↓
アフター
棘のついた大きな尻尾の生えた黒いスーツを全身に纏い都会の空を舞っています。
両腕には赤く電気が走るカッターを装着しており非常に攻撃的なデザインですね。
恰好良さとセクシーさが両立している秀逸な恰好です。
カード名は「ケントロサウルス」+ラテン語で女王を意味する「レギナ」からでしょうか。
ケントロサウルスとはジュラ紀に生息していたステゴザウルスの近縁の草食恐竜で
背中体の各所に多数のトゲを持っていたと言われています。
ライフが減れば減るほど高い攻撃力に
融合素材にはカード名の違うダイノルフィア2体を指定しています。
基本的にはダイノルフィア・テリジアとダイノルフィア・ディプロスの2体で
融合召喚をしていく事になるでしょう。
ダイノルフィア・ドメインを使う事でデッキから直接融合素材を墓地へ送る事が出来るので
実質1枚で融合召喚が可能です。
①の効果は自分のライフの数値分自身の攻撃力が下がってしまう弱体化です。
元々の攻撃力は4000とレベル6らしからぬ攻撃力を誇っていますが
このデメリットによりライフが4000以上あるとなんと攻撃力が0です。
これによりこのカードをアタッカーとして活用するのであれば
いかに迅速にライフを減らすかがカギとなります。
ダイノルフィア・ドメインで融合召喚していればライフが半分になっているはずなので
そこから②の効果を使えばさらに半分の2000になって攻撃力2000、
もう1度なにかしらライフ半減になる効果を使えばライフが1000となり攻撃力3000を確保できます。
ここまでくれば十分にアタッカーとして活用できるでしょう。
②:自分・相手のメインフェイズに、LPを半分払い、
自分の墓地から「ダイノルフィア」通常罠カード1枚を除外して発動できる。
この効果は、その罠カード発動時の効果と同じになる。
②の効果はお互いのメインフェイズに1度、ライフを半分支払う事で
墓地からダイノルフィア通常罠1枚を除外、
それと同じ効果を発動できるというものです。
ダイノルフィア・ドメインで融合していればそれが墓地に存在しているはずなので
それを除害する事でさらにもう1回融合召喚を行う事が可能です。
ダイノルフィア・ブルートをコピーする事でフリーチェーンの除去を行う事もできます。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地からレベル4以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、戦闘破壊か効果破壊された場合に
墓地からレベル4以下のダイノルフィア1体を特殊召喚する蘇生効果です。
融合召喚していれば墓地に素材が送られているはずなのでそれらを蘇生していく事が可能です。
破壊された時のフォローとして活用でき、蘇生できるダイノルフィア2体も似たような効果を持っており
そちらも含めて二重のフォローを行う事が可能です。
バウンスや除外に対しては弱いですが②の効果でダイノルフィア・ブルートをコピーする事で
わざとこのカードを破壊するリリース・エスケープならぬデストロイ・エスケープも行えます。
ライフが減れば減るほど強くなる【ダイノルフィア】を象徴するような融合モンスターです。
一見すると②の効果が強烈なデメリットであり本来であれば実際そうなのですが
ダイノルフィアはとにかくライフを半減しまくるので
実際には3000、3500程度の攻撃力はあっさり確保できるようになっています。
その為に多くの場面に置いてエースアタッカーを任せられる存在となるでしょう。