《破壊の代行者 ヴィーナス》：遊戯王ＯＣＧカード考察　神聖なる球体過労死システム誕生！

今回紹介するのはBATTLE OF CHAOS（バトル・オブ・カオス）よりこのカードです。

 

 

カード説明

wiki

 

創造の代行者 ヴィーナスのリメイクとなる闇属性天使族のレベル３チューナーです。

攻撃力と守備力が反転している他、属性も光から闇になっています。

 

ビフォー

 

↓

 

アフター

 

肌がやや色白になっている他、服装も腰回りが露出したセクシーなものになっています。

また漂わせている３色のオーブから黒いオーラのようなものが出ています。

 

金星には夜明け前に空の東側で輝く「明けの明星（あけのみょうじょう）」と

夕方から日没直後にかけて空の西側で輝く「宵の明星（よいのみょうじょう）」があり

このカードは宵の明星がモチーフなのでしょう。

名前も２体合わせて「破壊と創造」を現すようになっています。

 

 

 

神聖なる球体を再利用しつつさらにデッキに戻せる

①の効果は１ターンに１度、墓地から創造の代行者 ヴィーナスを除外する事で

自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。

このカードはチューナーなのでそのまま各種シンクロ召喚へ繋げる事が可能です。

 

②の効果は１ターンに１度、ライフを５００の倍数払い、５００払うごとに１体、

墓地と除外ゾーンから神聖なる球体を特殊召喚するというものです。

創造の代行者 ヴィーナスで特殊召喚して各種素材にした神聖なる球体を再利用可能であり

マスター・ヒュペリオンなどで神聖なる球体を除外した場合でもそれを場に出せます。

そのままチューナーであるこのカードと合わせてシンクロ召喚へ繋げる事ができるので

創造の代行者 ヴィーナスよりも神聖なる球体の用途は多いです。

 

またデメリットとしてこの効果で特殊召喚した神聖なる球体は

フィールドから離れるとデッキの一番下に戻ります。

これにより神聖なる球体をデッキに戻して再び創造の代行者 ヴィーナスで特殊召喚出来るようになるので

デメリットどころかむしろメリットです。

エクシーズ素材にすれば墓地に送れますがむしろシンクロやリンク素材に利用して

ちゃんとデッキに戻したい所です。

 

何度も神聖なる球体を過労死させよう

実質１回限りだった創造の代行者 ヴィーナスのリクルート効果の再利用を手助けしてくれる上に

このカードも神聖なる球体の大量展開を可能にし、しかもチューナーであると

なんともまあ至れり尽くせりなカードです。

このカードにより創造の代行者 ヴィーナス及び神聖なる球体の使い勝手は大幅に向上するでしょう。

ただし①と②の効果は１ターンにどちらか片方しか発動できないトレードオフの関係となります。

とにかく②の効果が強力なので基本は②の効果をメインに使用していき

②の効果を発動できない、もしくは発動しても美味く機能できない状況であれば

①の効果でシンプルにチューナーとして利用していく感じになるでしょうか。

 

 

文句なしに強力なカードですが創造の代行者 ヴィーナスともどもライフコストが必要になります。

両方の効果で３体の神聖なる球体を特殊召喚した場合合計３０００ものライフコストが発生し

無視できないライフコストとなるでしょう。

出来れば天空の聖水などのライフ回復手段は用意しておきたい所です。

創造の代行者 ヴィーナスの効果を再利用したいのであればなおさらです。