《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.娑楽斎（ウキヨエパンク しゃらくさい）》：遊戯王ＯＣＧカード考察　間接的な展開の要！

今回紹介するのはデッキビルドパック グランド・クリエイターズよりこのカードです。

カード説明

wiki

【パンク】に属する地属性サイキック族のレベル３チューナーです。

赤いサングラスと雲の模様が入った紫色の袴が特徴的なロック風の男が

歌舞伎における決めポーズである「見得を切る」をしています。

右手に掲げているものはこれはもしかして傘でしょうか？

カード名は「浮世絵」、それから江戸時代の浮世絵師である

「東洲斎 写楽（とうしゅうさい　しゃらく）」から名付けられていると思われますが

むしろ浮世絵と関係の深い「歌舞伎」をモチーフとしたカードだと言えるでしょう。

自分ターンには融合召喚、相手ターンにはシンクロ召喚

①の効果は１ターンに１度、ライフを６００払う事で

手札やフィールドから融合素材を墓地へ送る事で

パンク融合モンスターを融合召喚するというものです。

現状対応する融合モンスターはＵｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.カープ・ライジングのみであり

パンクには専用の融合魔法が現在存在していないのでこの効果によって

Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.カープ・ライジングを融合召喚していく事になります。

自身を融合素材にする事も可能ですが②の効果に繋げるのであれば

自身はフィールドに残しつつ手札のパンクモンスター２体で融合召喚するのがいいでしょう。

②の効果は相手ターンに１度、ライフを６００払う事で

自分の場のモンスターを素材にパンクシンクロをシンクロ召喚するというものです。

こちらも現状対応するモンスターはＵｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.アメイジング・ドラゴンのみであり

このカードがチューナーである事から

このカードとレベル８のモンスターを並べてシンクロ召喚を狙っていくのが基本となるでしょう。

アメイジング・ドラゴンはシンクロ召喚時に相手カードをバウンス可能であり

相手ターンにシンクロ召喚をする事で妨害として大いに機能してくれます。

除去に合わせてリリース・エスケープの要領でシンクロ召喚をするのもいいでしょう。

ライフコストには注意

①の効果で融合召喚出来るＵｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.カープ・ライジングは

デッキからパンク２体をリクルートできる効果を持っており

融合召喚を狙う事は間接的に展開を補助する役目も担っています。

多くのパンクモンスターは自己展開ができず、緊急テレポート頼りになる側面があるので

このカードを使った展開に助けられる場面は多いでしょう。

勿論カープライジングのままにしておいてシンクロ召喚を狙っていく事も可能です。

②の効果も前述した通り相手ターンに妨害の妨害として重宝する効果となっていますが

どちらの効果も６００のライフを支払う点には注意です。

他のパンクモンスターも効果発動にライフを消費する事が多いので

調子に乗っているとバカスカライフが減っていってしまいます。

パンクにはライフを回復できるカードも存在しているので

うまく活用してライフコストを補っていきましょう。