今回紹介するのはBURST OF DESTINY(バースト・オブ・デスティニー)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/水属性/幻竜族/攻1700/守1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
手札の「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を相手に見せて発動できる。
自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、
自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
【相剣】に属する水属性幻竜族のレベル4モンスターです。
真っ黒な体に白い鎧を持つ女性の剣士です。
刀身がいくつものパーツに分裂している剣が何とも特徴的です。
いかにもガリアンソードみたいに刃が伸びたり曲がったりしそうですね。
「莫邪(ばくや)」とは中国に伝わる伝説の剣の名前で
「干将(かんしょう)」とセットで扱われる2本1対の剣です。
もともと干将と莫邪とはある刀工とその妻の名前であり夫婦が共同でこの二振の剣を制作しました。
Fateにおいてエミヤが二刀流で持ってる剣と言えば分かる人もいるでしょうか。
もしかしたらこのモンスターにも夫となる存在がいるのかもしれませんね。
シンクロ素材になれば1枚ドロー
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
手札の「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を相手に見せて発動できる。
自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、
自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
①の効果は1ターンに1度、召喚か特殊召喚した場合に
手札から相剣カードか幻竜族を見せる事で
自分の場に相剣トークンを1体特殊召喚するというものです。
多くのメインデッキの相剣モンスターが持つチューナーのトークンを生成する効果であり
シンクロしかEXデッキから出せない制約が発生するので
基本的にはそのままシンクロ召喚へ繋げる事になるでしょう。
他の相剣がトークンを生成する場合に墓地コストなり手札コストなり要求するのに対し
このカードは手札から相剣か幻竜族をちら見せするだけでいいので
実質的に条件さえ揃っていれば1枚でレベル8シンクロまで繋げられます。
②:このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
②の効果は1ターンに1度、シンクロ素材として墓地へ送られた場合に
デッキから1枚ドローできるというものです。
①の効果でチューナーのトークンを生成できるので
そのままレベル8シンクロへ繋げればドローに繋がります。
アドバンテージの要となる
①と②の効果により実質的に手札消費なしでレベル8シンクロへ繋げられる上に
相剣大師-赤霄のシンクロ召喚をすればさらにサーチまでできるのでむしろ手札が増えます。
【相剣】の中でもアドバンテージ源として活躍してくれる存在で
可能であれば毎ターンシンクロ召喚を狙っていきたい所です。
このカードそのもには自己展開効果そのものはありませんが
特殊召喚しやすい白の聖女エクレシアから容易にリクルートができますし
大霊峰相剣門で墓地から蘇生する事もできるので大した問題にはならないでしょう。
総じて【相剣】の強みの1つとなるカードです。
①の効果は幻竜族さえ見せれば発動できるので
他の幻竜族デッキに混ぜてしまってもいいでしょう。