今回紹介するのはBURST OF DESTINY(バースト・オブ・デスティニー)よりこのカードです。
目次
カード説明
リバース・効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻 450/守 600
①:このカードがリバースした場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、その元々の攻撃力分このカードの攻撃力をアップする。
その後、このカードの種族を破壊したモンスターの元々の種族と同じにできる。
②:フィールドのこのカードは、戦闘では破壊されず、
このカードと同じ種族のモンスターの効果でも破壊されない。
人喰い虫の派生形となる地属性昆虫族のレベル4リバースモンスターです。
体が枯れ枝や葉のようになった人喰い虫です。
まさにその名の通りに葉や枝に擬態して不用意に近づいた相手にアンブッシュをしかけるのでしょうね。
ある意味では実にリバースモンスターらしい進化を遂げています。
構えもちょっと螳螂拳っぽいのがニクいです。
とうとう戦士族だって言い張れるように
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、その元々の攻撃力分このカードの攻撃力をアップする。
その後、このカードの種族を破壊したモンスターの元々の種族と同じにできる。
①の効果はリバースした場合にフィールドのモンスター1体を破壊、
その元々の攻撃力分だけ自身の攻撃力をアップさせつつ
破壊したモンスターと同じ種族になれるというリバース効果です。
元の人喰い虫のリバース効果に加えて攻撃力を奪えるようになっており
さらに破壊した相手モンスターと同じ種族に擬態する事が可能になっています。
このカードと同じ種族のモンスターの効果でも破壊されない。
②の効果は戦闘破壊耐性かつ
これにより相手の攻撃によってリバースした場合でもそもまま戦闘破壊される心配はなく
また①の効果で相手モンスターと同じ種族になっていれば
種族統一デッキに対してはある程度の場持ち性能も確保可能です。
種族がバラバラなデッキ相手だとさすがに効果破壊耐性は効果が薄いですが
DNA改造手術などで種族を弄れば同じような場持ち性能を持つ事も可能です。
結構いやらしいです
リバースモンスターの中でも②の耐性によりある程度の場持ち性能が持ってる中々面白いカードです。
裏側守備表示の間は②の効果破壊耐性は意味がありませんが
そっちはそっちで表側表示限定の効果は通用しないので壁としても結構いやらしいです。
①の効果で破壊できるモンスター次第ではそのままアタッカーとして活躍させる事も可能ですし
素直にエクシーズ素材になどに回せるなど柔軟な動きも可能です。
そのままセットして相手の攻撃待ちをしてもある程度の活躍は可能ですが
フリーチェーンで能動的にリバースさせる手段を別途用意すればより効果的に運用できるでしょう。
ちなみに元の人喰い虫はフィールドに他のモンスターがいない状態でリバースすると自壊しましたが
このカードの場合、この効果破壊耐性のおかげで自壊はしません。
とはいえ極力相手モンスターを破壊できる状態でリバースするべきでしょう。