今回紹介するのはBURST OF DESTINY（バースト・オブ・デスティニー）よりこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
このカード名の②の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、
自分がモンスター２体のリリースを必要とするアドバンス召喚をする場合、
モンスター２体をリリースせずに自分フィールドのモンスター１体と
相手フィールドのカード１枚を墓地へ送ってアドバンス召喚できる。
②：自分メインフェイズに発動できる。
手札の鳥獣族モンスターを２体まで相手に見せ、好きな順番でデッキの一番下に戻す。
その後、自分は戻した数だけデッキからドローする。
【ふわんだりぃず】用の永続魔法です。
水平線と夕日をバックに３羽のふわんだりぃずのシルエットが映っています。
まさに絵本の１ページのような柔らかいタッチのイラストがなんとも印象的です。
カード名も絵本のタイトルと言われて納得できるような代物になっています。
未知の風、とあるあたりどこから来たか分からない風を辿って旅をするのでしょうか。
自分のモンスターと相手のカード１枚で最上級をアドバンス召喚
自分がモンスター２体のリリースを必要とするアドバンス召喚をする場合、
モンスター２体をリリースせずに自分フィールドのモンスター１体と
相手フィールドのカード１枚を墓地へ送ってアドバンス召喚できる。
①の効果はこのカードが場に出ている間
自分がモンスター２体をリリースするアドバンス召喚をする場合に
リリースの代わりに自分の場のモンスター１体と
相手のカード１枚を墓地へ送ってアドバンス召喚出来るというものです。
自分のリリースは１体減り、相手のカードを１枚減らせるという
アドバンテージ的に非常にうま味な効果となっています。
帝王の烈旋に近い効果ですが対応するのがモンスター２体のリリースに限定され
代わりに永続魔法故に複数回使える可能性があり
また相手のカードに関しては魔法罠も墓地へ送る事が可能です。
【ふわんだりぃず】は召喚権を追加できる事により複数回のアドバンス召喚が狙いやすいので
この効果による相手カードの除去も１ターンに複数回狙っていく事も可能です。
注意点としてこのカードの効果で墓地へ送る場合にはリリース扱いではなくなります。
リリースされる事で効果を発揮するモンスターを使う場合などは気を付けましょう。
②：自分メインフェイズに発動できる。
手札の鳥獣族モンスターを２体まで相手に見せ、好きな順番でデッキの一番下に戻す。
その後、自分は戻した数だけデッキからドローする。
②の効果は１ターンに１度、手札の鳥獣族を２体まで相手に見せてデッキボトムに戻し
戻した数だけデッキからドローできる手札交換効果です。
アドバンス召喚デッキにありがちな「リリース要員がいない」or「リリース要員しかいない」
といった手札事故をこの効果により防ぎやすくなっています。
他の最上級アドバンス召喚を狙うデッキにも
もう①の効果がとっても強烈です。
最上級のアドバンス召喚がモンスター１体のリリースで可能になる上に
アドバンス召喚する度に相手のカードが１つ消えていくわけで
このカードが場にあればアドバンテージ面で優位を取りやすいです。
特に相手の魔法罠をアドバンス召喚の為に墓地へ送れるという点が大きく
相手が仮に召喚を無効にするようなカウンター罠をセットしていたとしても
それをアドバンス召喚の際に墓地へ送ってしまう、なんて芸当も可能です。
これに加えて【ふわんだりぃず】の１ターンに複数回アドバンス召喚が狙える点とも噛み合っており
最上級のアドバンス召喚を連続で狙いつつそのたびに相手のカードを墓地へ送れます。
当然相手としてもこのカードを積極的に除去してくる思われますが
ふわんだりぃず×えんぺんでサーチが出来るので
除去された後に再度張り直す事も狙いやすいです。
何かしらで除外する手段があればふわんだりぃず×とっかんで回収する事も可能です。
上記のように①の効果だけでも十分すぎるほどに強力であり
この効果は最上級のアドバンス召喚を狙うデッキ全般活用できるものとなっています。
【帝】や【堕天使】、【シムルグ】や【クリフォート】あたりでも大いに役立ってくれるでしょう。
ふわんだりぃず魔法罠の中でも特に優秀といっていい１枚です。
