今回紹介するのはANIMATION CHRONICLE 2021よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻 800/守1300
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに水属性モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。
②:墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の水属性モンスターを3体まで対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
水属性水族のレベル4モンスターです。
遊戯王ZEXALにおいてクラゲ先輩がシャーク&Ⅳ戦で使用し
その効果で手札から特殊召喚されNo.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲンのエクシーズ召喚へ繋げました。
アニメではあくまで特殊召喚出来る効果のみでしたがOCG化に伴い効果が追加されています。
細長い体に2か所ほど目のような部位のあるクラゲです。
不気味ながらも海の中を漂っている所はどことなく優雅さを感じられます。
シーネットルとはヤナギクラゲ属の事で
大西洋岸に生息するアトランティックシーネットルが代表格でしょうか。
触手に刺されると焼けるような激痛に襲われる事から
シーネットル(海のイラクサ)の名がつけられています。
墓地の水属性をデッキに戻す
①:自分フィールドに水属性モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
自分の場に水属性がいる場合に手札から特殊召喚出来る自己展開効果です。
他の水属性レベル4と一緒に並べる事で
バハムート・シャークやNo.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲンなど
水属性を素材に指定するランク4のエクシーズ召喚へ繋げる事が可能です。
制約として効果を発動するターンは水属性しか特殊召喚ができなくなります。
効果から考えても水属性メインのデッキで活用する事になるでしょう。
②:墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の水属性モンスターを3体まで対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
②の効果は1ターンに1度、墓地から除外する事で
墓地の水属性3体をデッキに戻すというものです。
主な使い道となるのはEXデッキの水属性を戻して再利用に繋げる事であり
何かとEXデッキの消耗が激しいNo.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲンや
制限カードである水晶機巧-ハリファイバーや餅カエルなどを使い回す事が可能です。
サイレント・アングラーとの違い
他の水属性がいる場合に手札から特殊召喚出来るレベル4水属性という点では
サイレント・アングラーとよく似た性質を持つカードです。
あちらとの違いは②の効果の他には
・こちらは特殊召喚時にチェーンブロックを作るがあちらは作らない
・あちらは水属性以外も特殊召喚できる代わりに手札からの特殊召喚ができなくなる
といった点が挙げられます。
とはいえこれらの違いよりは種族の違いの方が影響が大きく
あちらと違い魚族サポートに対応できない点は結構痛いです。
それでもやはり②の効果によるEXデッキの再利用は何かと便利で
No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲンやバハムート・シャークを活用するのであれば
このカードを活用するメリットは大きいです。
水属性メインのランク4デッキで使うのは勿論、
それ以外でもEXデッキの消耗が激しい水属性デッキ、
例えば【マリンセス】あたりで活用してみるのも面白いでしょう。