遊戯王ＯＣＧカード考察：《花騎士団の白馬（はなきしだんのはくば）》低レベルを扱う様々なデッキで使えます

今回紹介するのはデュエリストパック－疾風のデュエリスト編－よりこのカードです。

 

カード説明

wiki

 

風属性獣族のレベル６モンスターです。

名前的に花騎士団の駿馬を強く意識したモンスターと言えるでしょう。

 

その名の通りの白馬が金と銀の鎧に身を包んでいます。

周囲に炎と花びらを散らせているのが美しいですね。

 

２レベル以下が自分の場にいれば特殊召喚

①の効果は１ターンに１度、自分の場にレベル２以下のモンスターが存在する場合に

手札から守備表示で特殊召喚できる自己展開効果です。

レベル１やレベル２を積極的に活用するデッキであれば条件を満たすのは簡単で

それ以外のデッキでも黄泉ガエルあたりを墓地へ送って蘇生させる事で条件を満たせます。

ネクロ・シンクロンと一緒に並べる事で

フルール・ド・バロネスをはじめとするレベル１０シンクロへ繋げる事も可能です。

 

②の効果は１ターンに１度、相手モンスターの攻撃宣言時に

自身を墓地から除外する事で自分のカード１枚を選択、

その攻撃を無効にしつつ選択したカードを破壊するというものです。

防御と自身のカードを破壊するというのを同時に行える中々斬新な効果で

死の花－ネクロ・フルールなどを効果破壊して効果を発動したい場合に活用できます。

自分のカード破壊を目的に使う場合相手が攻撃してくれるのを待つ必要がありますが

それでもこのカードを墓地にさえ送れば発動できるので

相手もまったく攻撃しないというわけにもそうそういかないでしょう。

 

獣族デッキあたりにも

①の効果はネクロ・シンクロンやフルール・シンクロンと、

②の効果は死の花－ネクロ・フルールとのシナジーをデザインされたカードであり

レベル２のチューナーと一緒にならべてフルール・ド・シュヴァリエのような

レベル８シンクロに繋げるようデザインされているカードと思われますが

特殊召喚条件の緩さから低レベルのモンスターを扱う様々なデッキで活用が可能です。

獣族なので魔獣の懐柔の制約も引っかからないのがポイントで

【メルフィー】のような獣族デッキに採用してみるのも面白いでしょう。

 

個人的には帝のようなレベル６のアドバンス召喚を狙うデッキに採用してみるのも面白いと思います。

リリース要員に低レベルのモンスターを用意していれば特殊召喚条件は満たしやすいですし

アドバンス召喚したモンスターと一緒に並べてランク６エクシーズにも繋げやすいです。