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遊戯王OCGカード考察:《LL(リリカル・ルスキニア)-ベリル・カナリー》他のLLを簡単に蘇生できる!

今回紹介するのはデュエリストパック-疾風のデュエリスト編-よりこのカードです。

 

カード説明

LL-ベリル・カナリー
効果モンスター
星1/風属性/鳥獣族/攻 0/守 200
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、
自分の墓地の「LL」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードと対象のモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:フィールドのこのカードを素材としてX召喚した風属性モンスターは以下の効果を得る。
●このカードの攻撃力は200アップし、コントロールを変更できない。

wiki

 

【リリカル・ルスキニア】の新規となる風属性鳥獣族のレベル1モンスターです。

 

黄色の小鳥風のスーツを纏った感じのハーピィの女の子です。

スーツの上からショートパンツとオーバーオールを装着したような恰好が特徴的です。

 

ベリルとは緑柱石の事で緑色のエメラルドが有名ですが

ヘリオドールのように黄色の緑柱石も存在します。

カナリーとはアトリ科の小鳥、金糸雀(カナリア)の英語名です。

 

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手札から自身を、墓地から仲間を特殊召喚

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、
自分の墓地の「LL」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードと対象のモンスターを特殊召喚する。

①の効果は1ターンに1度、墓地のリリカル・ルスキニア1体を選択、

そのカードと手札の自身を特殊召喚する自己展開&蘇生効果です。

召喚権なしで手札と墓地からそれぞれ特殊召喚出来るという非常に優秀な効果で

発動条件も墓地に何かしらLLが1体いればいいという緩さです。

 

この効果の発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

デメリットとして効果を発動したターンは

エクストラデッキからエクシーズモンスターしか特殊召喚出来なくなる制約が発生します。

要するにリンク召喚とかに悪用するなって事ですね。

リンクリボーなどを出したい場合は効果の発動前に出しておきましょう。

それ以外はエクシーズ召喚メインのデッキであればそこまで問題にはならない制約ですが

【リリカル・ルスキニア】の場合、インディペンド・ナイチンゲールも制約に引っかかるので注意です。

 

②:フィールドのこのカードを素材としてX召喚した風属性モンスターは以下の効果を得る。
●このカードの攻撃力は200アップし、コントロールを変更できない。

②の効果はこのカードを素材に風属性エクシーズをエクシーズ召喚した場合、

その風属性エクシーズの攻撃力を200アップさせつつコントロールを変更できなくするというものです。

攻撃力の上昇量は微々たるものですが

連続攻撃の出来るアセンブリー・ナイチンゲールなどは与えるダメージに結構な差が出てきます。

コントロール変更無効に関してはピンポイント気味であまり活かせる機会はないと思いますが

大捕り物や未来皇ホープ、グレイドルなどの対策にはなります。

 

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展開力を大きく助けてくれる

とにかく①の効果による特殊召喚がとっても便利であり

墓地にLL1枚あるだけで手札1枚で召喚権を使わずにレベル1モンスター2体を並べる事が可能です。

特にLL-コバルト・スパローやLL-セレスト・ワグテイルなど

特殊召喚した時に効果を発揮するLLの特殊召喚手段として最適な存在です。

 

【リリカル・ルスキニア】に限らず他のランク1メインのデッキであっても

このカードの展開力は非常に便利でしょう。

ミスティック・バイパーを採用するようなフルモン型のレベル1デッキにも

LL-コバルト・スパローやLL-ターコイズ・ワーブラーあたりと一緒に出張しておけば

展開の大きな助けになってくれるでしょう。

とはいえ前述の通りEXデッキの制約が発生するので

このカードを扱うのであればリンク召喚主体にはしない方がいいでしょう。

 

 

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