今回紹介するのはDAWN OF MAJESTY(ドーン・オブ・マジェスティ)よりこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが、存在しない場合
または「先史遺産」モンスターのみの場合、500LPを払って発動できる。
手札から「先史遺産」モンスター1体を召喚する。
②:自分の「先史遺産」Xモンスターまたは
自分の「No.」XモンスターがX素材を取り除いて効果を発動する場合、
取り除くX素材1つの代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
【オーパーツ】用の永続魔法です。
黄昏時、もしくは暁を思わせる空をバックに巨大な神殿の柱がアップで映し出されています。
非常にシンプルながらも中々風勢のあるイラストです。
いかにもフィールド魔法って感じのイラストや名前ですが永続魔法です。
トリリトンとは垂直に立てた石を2つ並べ、その上に水平に石を置いた構造物の事で
有名どころではストーンヘッジなどが該当します。
このカードのモチーフとなったのは恐らくバールベック、ジュピター神殿の6本大列柱でしょう。
650トン以上にもなると言われる巨大な柱で
当時の時代でこれを移動、組み立てを行うには大変な労力が必要という事でオーパーツ扱いされています。
またこの神殿の近くにはさらに巨大な2000以上もするバールベックの巨石が存在します。
こちらはもはや現代でも動かすのが困難なほど巨大です。
こちらはそもそも動かされずに切り出されたとされる説が有力ですが
それでもこれほどの巨大な石を切りだすのも大変だったでしょう。
オーパーツを追加で1体召喚
①:自分フィールドのモンスターが、存在しない場合
または「先史遺産」モンスターのみの場合、500LPを払って発動できる。
手札から「先史遺産」モンスター1体を召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
自分の場にモンスターが1体もいないかオーパーツのみの場合に
ライフを500支払う事で手札からモンスター1体を召喚するというものです。
特殊召喚ではなく召喚というのがポイントで
先史遺産ネブラ・ディスクのサーチ効果も問題なく発動可能です。
その一方でレベル5以上のオーパーツを出したい場合にはリリース要員が必要なので注意しましょう。
②:自分の「先史遺産」Xモンスターまたは
自分の「No.」XモンスターがX素材を取り除いて効果を発動する場合、
取り除くX素材1つの代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
②の効果は1ターンに1度、
オーパーツエクシーズかナンバーズがオーバーレイユニットを取り除く場合に
そのうちの1つの代わりをこのカードを墓地に送る事で代用できるというものです。
オーパーツエクシーズでは特に先史遺産ヴィマナが効果に必要なオーバーレイユニットが多く
この効果での代用も含めるとより複数回の効果発動が狙いやすくなります。
ナンバーズで見た場合、No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサークは1ターンに1度の制約がなく
このカードの代用も含めれば合計で3回分効果の発動が可能になります。
【オーパーツ】では特に①の効果による展開補助がありがたく、
先史遺産ネブラ・ディスクのサーチ効果も先史遺産メガラ・グローヴのリクルートも
より積極的に使いやすくなるでしょう。
必要なライフコストも500と少ないですが
先史遺産アカンバロの土偶の蘇生効果に必要な1000のライフコストも換算するなら
さすがに無視できる数値でもなくなってきます。
一緒に活用する予定であれば他のライフコストが必要なカードの採用は控えるのもそうですが
何かしらライフの回復手段があればより気兼ねなく使えるでしょう。