今回紹介するのはDAWN OF MAJESTY(ドーン・オブ・マジェスティ)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星5/地属性/岩石族/攻1000/守1800
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「先史遺産」モンスターが戦闘または相手の効果で破壊される場合、
代わりに手札のこのカードを捨てる事ができる。
②:このカードが墓地に存在する場合、1000LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
この効果を発動するターン、自分は「先史遺産」モンスターしか特殊召喚できない。
【オーパーツ】の新規となる地属性岩石族のレベル5モンスターです。
青白く光り背中のトゲが印象的な首の長い恐竜の土偶です。
眼が紫色に光っていて不気味であるものの全体的に丸みがあって愛嬌ある姿ですね。
モチーフはメキシコのアカンバロで発見された恐竜土偶でしょう。
紀元前1000年以上前から存在していたと言われる土偶であり
化石の復元技術がない時代、つまり恐竜の姿を確認しようがない時代にも関わらず
恐竜を模したと思われる土偶が多数発見された事からオーパーツ扱いとされています。
発掘された恐竜土偶はたくさんの種類がありますが
その中でもこのカードのモデルになったはこれだと思われます。
1000ライフを支払って毎ターン蘇生
代わりに手札のこのカードを捨てる事ができる。
①の効果は自分のオーパーツモンスターが戦闘破壊か相手による効果破壊される場合に
手札からこのカードを捨てる事で身代わりにできるというものです。
特に制圧効果を持つ先史遺産ヴィマナの場持ち性能を高めるのに役立ち
あちらの制圧効果をより厄介なものとする事ができます。
②:このカードが墓地に存在する場合、1000LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、ライフを1000支払う事で
自身を墓地から特殊召喚する蘇生効果です。
ランク5のエクシーズ素材を1つ分賄う事が可能でありライフを支払う価値は十二分にある蘇生効果です。
それでも繰り返し使うとライフコストも馬鹿にならないので
神の通告などの他のライフコストが必要なカードとは一緒に採用し辛いです。
この効果を発動するターン、自分は「先史遺産」モンスターしか特殊召喚できない。
デメリットとして発動するターンはオーパーツしか特殊召喚ができなくなります。
「するターン」なのでこの効果の発動前でも駄目です。
必然的に【オーパーツ】をメインとするデッキで活用する事になるでしょう。
特に太陽風帆船あたりをエクシーズ素材に使いづらくなる点には注意です。
手札に戻るデメリットはすぐに先史遺産ヴィマナなどのエクシーズ素材にすれば問題ありませんし
あえて手札に戻して①の効果を再び利用するなんて芸当も可能です。
ランク5のエクシーズが非常にやりやすく
ライフコストこそ必要なものの毎ターン蘇生が出来るのは文句なしに強力で
先史遺産ヴィマナのエクシーズ素材としてはこれ以上ない適材と言っていいでしょう。
①の効果も先史遺産ヴィマナを守るのに役立つ為、
制約を考慮してもヴィマナ共々【オーパーツ】を扱う大きな意義となってくれるカードです。
できるだけ早めに墓地へ送りたいカードでもあり
先史遺産トゥスパ・ロケットの効果などで墓地に送るオーパーツとしては
先史遺産ネブラ・ディスクともども有力な候補となるでしょう。
岩石族なので岩投げエリアで墓地へ送るなんて芸当も可能です。
今まで【オーパーツ】はネブラ・ディスクを軸とするランク4が主流でしたが
このカードのおかげでランク5のエクシーズ召喚も非常に狙いやすくなりました。
一緒に収録される先史遺産メガラ・グローヴの存在もあり
先史遺産ゴールデン・シャトルと合わせてランク4とランク5の共存も難しくありません。