今回紹介するのはデッキビルドパック エンシェント・ガーディアンズよりこのカードです。
目次
カード説明
チューナー・効果モンスター
星8/水属性/獣戦士族/攻2800/守 700
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、
手札からこのカード以外のレベル7以上のモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はレベルを持つモンスターしか特殊召喚できない。
②:自分フィールドに他の「ベアルクティ」モンスターが存在する状態で、
このカードが特殊召喚に成功した場合、
相手の墓地のカード1体を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
【ベアルクティ】に属する水属性獣戦士族のレベル8モンスターです。
両腕に黄金の鋭いクローが装着された熊をモチーフにした人型ロボットです。
恐らく変形前の姿と思われるベアルクティーミクビリスも手甲を装備しており
両形態とも格闘戦を想定した機体なのでしょうね。
重量級な見た目をしていますがブースターで一気に突撃とかかましそうです。
カード名は100万倍を意味する「メガ」+
ラテン語で「ハイイログマ」を意味する「ウルスス・アルクトス・ホリビリス」からだと思われます。
場に出た時に相手の墓地を1枚除外
①:自分・相手のメインフェイズに、
手札からこのカード以外のレベル7以上のモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はレベルを持つモンスターしか特殊召喚できない。
①の効果はお互いのメインフェイズ時に1度、
手札から同名カード以外のレベル7以上のモンスター1体をリリースする事で
自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。
発動後、にレベルを持たないモンスターしか特殊召喚出来ない制約も含めて
メインデッキのベアルクティが共通で持つ効果となっています。
チューナーである事も含めて素直にベアルクティシンクロの特殊召喚などに繋げるのがいいでしょう。
また攻撃力が2800と高く、相手ターンに特殊召喚した場合でも
壁として運用する事も考えられます。
②:自分フィールドに他の「ベアルクティ」モンスターが存在する状態で、
このカードが特殊召喚に成功した場合、
相手の墓地のカード1体を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
②の効果は1ターンに1度、他のベアルクティがいる状態で特殊召喚した場合に
相手の墓地のカードを除外できるというものです。
①の効果により相手ターンに特殊召喚して発動する事も出来るので
上手く行けばお互いのターンに除外が可能です。
ただ発動タイミングの関係で相手の蘇生効果などに合わせて発動して
それを妨害したりなどはできない点には注意です。
最高打点のチューナーとして
他のベアルクティチューナーがフィールドに干渉する効果なのに対して
このカードは相手の墓地にダメージを与えるカードとなっています。
フィールドには干渉しないものの確実に墓地アドバンテージを削り取る事が可能で
1度だけならともかく毎ターン除外をしていれば
墓地アドバンテージを重要視するデッキにとっては非常にいやらしいカードとなるでしょう。
何よりもこれを「展開のついで」で行える事がいやらしさに拍車をかけています。
またチューナーのベアルクティはいずれも打点が高くアタッカーとしても活用できますが
このカードはその中でも2800打点と最高の攻撃力を有します。
これはベアルクティのみならずメインデッキのチューナーとしても最高打点を誇っており
比較的容易に特殊召喚できる事から単純にシンクロモンスターへ繋げる以外にも
アタッカーとしても十分に活用していけるでしょう。
墓地アドバンテージこそ失うもののイージーチューニングとの相性も高く
他のモンスターの攻撃力を飛躍的に強化する事が可能です。