今回紹介するのはDAWN OF MAJESTY(ドーン・オブ・マジェスティ)よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星11/風属性/ドラゴン族/攻4000/守3300
「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」+ドラゴン族Sモンスターを含むチューナー以外のモンスター1体以上
このカードはS召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、発動できる。
相手フィールドの効果モンスター1体を選び、その効果を無効にする。
②:このカードは通常の攻撃に加えて、
自分の墓地の「スターダスト・ドラゴン」及びそのカード名が記されたSモンスターの数まで攻撃できる。
③:1ターンに1度、相手が効果を発動した時に発動できる。
このカードをエンドフェイズまで除外し、その発動を無効にし除外する。
風属性ドラゴン族のレベル11シンクロモンスターです。
スターダスト・ドラゴンの進化形であるセイヴァー・スター・ドラゴンと
シューティング・スター・ドラゴンをミックスさせたロマンあふれる進化形であり
ドーン・オブ・マジェスティの看板を務めるモンスターとなります。
セイヴァー・スター・ドラゴンをベースにしつつ
所々に航空機のウィングのようなパーツが追加されたような姿をしています。
肩や翼の部分がどことなく機械的でここにシューティング・スター・ドラゴンの面影がありますね。
螳螂拳のような構えが印象的です。
モンスター効果を永続的に封じるし連続攻撃するし発動した効果も無効にする
このカードはS召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
シンクロ素材には救世竜 セイヴァー・ドラゴンとチューナー以外を指定しており
チューナー以外にには1体はドラゴン族シンクロを指定しています。
セイヴァー・スターとシューティング・スターの合体形態である事を考えると
シューティング・スター・ドラゴンと救世竜 セイヴァー・ドラゴンで出す事を想定しているのでしょう。
チューナーには救世竜 セイヴァー・ドラゴンとして扱う想い集いし竜を用いるのがいいでしょう。
また②の効果を考えるとスターダスト・ドラゴンは墓地に置いておきたいのでチューナー以外には
スターダスト・ドラゴンと何かしらのレベル2モンスターを用意するのがオススメです。
相手フィールドの効果モンスター1体を選び、その効果を無効にする。
①の効果は1ターンに1度、
相手の効果モンスター1体を選んでその効果を無効にするというものです。
セイヴァー・スター・ドラゴンが持っていた無効化効果を意識した効果だと言えるでしょう。
直接的な除去こそ出来ないものの永続的に効果にできるので
厄介な効果をモンスターを無力化する事が可能です。
また対象に取らない効果であり対象耐性を持っているモンスターであっても
強引に無力化して除去を狙う事も可能です。
自分の墓地の「スターダスト・ドラゴン」及びそのカード名が記されたSモンスターの数まで攻撃できる。
②の効果は墓地のスターダスト・ドラゴンと
効果テキストにそのカード名が記されたシンクロモンスターの数まで攻撃できる連続攻撃効果です。
こちらはシューティング・スター・ドラゴンを意識した効果だと言えるでしょう。
事前に墓地に複数のシンクロモンスターを置くっておく準備こそ必要なものの
4000の攻撃力で連続攻撃を繰り出す事が出来れば1ターンキルも十分狙えるでしょう。
このカードをエンドフェイズまで除外し、その発動を無効にし除外する。
③の効果は1ターンに1度、相手が効果を発動した時に
自身をエンドフェイズまで除外してその発動を無効、除外にするというものです。
多くのスターダスト・ドラゴン系のモンスターが持つ防御効果であり
ほとんどの効果を無効にしてしかも除外までするので墓地利用も妨害が可能です。
発動時に自身もエンドフェイズまで除外するので
攻撃ができなくなる弱点こそあるものの、除去され辛くなっています。
注意点としては他のスターダスト・ドラゴン系列が持つ無効化効果と違い、
効果発動時のコストとしてではなく効果で一時的に除外されるので
効果の発動時にチェーンでさらに除去を狙われてしまう可能性がある点、
そしてそれをされると無効化も出来なくなってしまう点が挙げられます。
逆に相手がにシューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンを使われた場合、
この効果を発動された場合に、幽鬼うさぎなどでチェーンする事で破壊できる点は
覚えておくといいでしょう。
効果無効持ちが4000打点で何度も殴ってくる恐怖
4000という高い攻撃力に加え、連続攻撃という豪快な効果と
相手モンスターの無力化、様々なカードの発動無効といった強力な効果を兼ね備えており
シンクロ召喚の手間と連続攻撃の準備の手間の価値は十分にある切り札に相応しいカードです。
特にカードの発動を無効にできる効果を持ちながら4000の打点で連続攻撃できる点が驚異的で
相手としては1回でも攻撃を許してしまえばそれで1ターンキルされかねないプレッシャーの中、
例え無効化されたとしても除去を撃って一時的に除外して攻撃を凌がなければならないという
いわゆるマストカウンターと呼ばれる
「これを通してしまうと負けが決定する状況」を作り出しやすく
そしてそれによるカードの消費を誘発させやすいカードとなっています。
前述のように③の効果の発動に除去をチェーンされてしまう穴こそあるものの、
ほかのこのカードを守る防御カードも併用する事ができればより脅威は跳ね上がるでしょう。