今回紹介するのはデッキビルドパック エンシェント・ガーディアンズよりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの「ドレミコード」Pモンスターカードの種類によって
以下の効果をそれぞれ適用できる。
●3種類以上:自分のPゾーンのカード1枚を選んで持ち主の手札に戻し、
自分のEXデッキから表側表示の「ドレミコード」Pモンスター1体を選んで自分のPゾーンに置く。
●5種類以上:手札から「ドレミコード」Pモンスター1体を特殊召喚する。
●7種類以上:相手フィールドの表側表示のカードを全て破壊する。
【ドレミコード】用の通常魔法です。
ドドレミコード・キューティアの元に彼女の妖精が降りてきています。
この時の妖精はまだ楽器を所持しておらず
恐らくはドドレミコード・クーリアから妖精を授かる所なのでしょう。
スケールとは音楽用語において音階、つまり音を順番に並べたものを現す言葉であり
ペンデュラムスケール(こちらは「目盛り」の意味)ともかけていると思われます。
効果を考えると各種ドレミコードを音階に例えて
3音、5音、7音ごとに効果が追加されていく感じなのでしょう。
並べたドレミコード次第では音階と言いながら抜けている音が出てきたりもしますが
実際にも特定の音を抜いて音階を作るケースはあり
琉球音階やアラビア音階(マカーム)、ヨナ抜き音階などと呼ばれたりします。
場のドレミコードの種類に合わせた3つの効果
①:自分フィールドの「ドレミコード」Pモンスターカードの種類によって
以下の効果をそれぞれ適用できる。
その効果は1ターンに1度、自分の場のドレミコードペンデュラムモンスターカードの種類に応じて
3つある効果を適用できるというものです。
「Pモンスターの種類」ではなく「Pモンスターカードの種類」を参照するという
珍しい効果となっていましてこれはモンスターゾーンのドレミコードだけでなく
ペンデュラムゾーンのドレミコードも効果条件に数える事を意味します。
自分のEXデッキから表側表示の「ドレミコード」Pモンスター1体を選んで自分のPゾーンに置く。
ドレミコードが3種類以上いる場合には
ペンデュラムゾーンのカード1枚を持ち主の手札に戻しつつ
EXデッキの表側のドレミコードペンデュラムを自分のPゾーンに置くというものです。
基本的にスケールをセッティングしてドレミコード1体をペンデュラム召喚すれば条件が整うので
発動条件は非常に緩いと言えるでしょう。
事前にEXデッキにドレミコードを準備しておく必要がありますが
EXデッキのドレミコードを再利用しつつスケールの張り直しが出来ます。
ドレミコードが3種類以上いる場合には
手札のドレミコード1体を特殊召喚が可能です。
レベル1のドドレミコード・キューティアとレベル8のドドレミコード・クーリアは
直接ペンデュラム召喚で出すのは少し手間なのでこれらを場に出す有効な手段となります。
7種類以上の場合あはいての表側表示を全て破壊可能です。
強烈な全体除去として機能しますが
効果発動にはスケールをセッティングした上で
モンスターゾーンにドレミコードを5体以上並べる必要があるので発動中々に骨でしょう。
とりあえずは5種類以上を目指そう
上記3つの効果は重複可能であり
7種類以上の効果を発動できるのであれば3種類以上、5種類以上の効果も発動可能です。
とはいえ7種類以上の効果を発動できる時点で場にはモンスターが5体並んでいるはずなので
そこまで6体目を追加で特殊召喚するケースはあまりないでしょう。
それでも3種類以上の効果でPゾーンのドレミコードを手札に戻した後に
5種類以上の効果でそれを特殊召喚できる事は意識しておいていいでしょう。
7種類以上の条件を満たすのはさすがに難しいですが
5種類以上までであれば十分狙える範囲です。
5種類以上まででも展開力を補いつつスケールの張り直しが出来るので積極的に活用していきましょう。