遊戯王セブンス39話の感想です。
前回のあらすじ:お前・・・消えるのか・・・?
目次
メンテナンスはしっかりと
マキシマム同士の対決は両者同時に消滅で痛み分けです。
2枚のカードはそもそもカードとして存在してなかった事になり
墓地にも存在しない扱いになっています。これは後の展開に少し関わってきます。
まだ勝負は決着つかず、お互いがお互いの健闘を讃えつつ遊我はターンエンドです。
アサナのターン、ドロー。
幻刃妖精ピッケロンを召喚しさらに地層調査を発動、
ビルド・ドラゴンがデッキトップになるように操作します。
そしてドリザードを召喚しつつピッケロンの効果で1枚ドロー、
2体をリリースしてビルド・ドラゴンをアドバンス召喚し
効果で墓地からビッグローランの蘇生に繋げます。
それに対して遊我は罠カード「ミスマッチ・ダイアリー」を発動、
レベル5以上のモンスターが出たのを条件に墓地からアクア・ソーサラーを蘇生させます。
ですがこのままでは2体の攻撃で耐える事はできません。
そんな時にアサナのR6が異常をきたします。
どうやらGG03同様に限界が来ている様子です。
修理をしてあげないの?と問いかける遊我ですがムツバ重工すでに存在せず、
ムツバ重工で重騎のパーツが生産されていない状態で修理ができないのです。
これに対して「拘りなんて捨てて別のパーツ使え」と言うルークとそれを慌てて口留めする学人。
この場面、伝統を重んじる学人が重騎クラブに一定の理解をしているのが面白いですね。
アサナ達がラッシュデュエルを潰そうとするのはゴーハ社にパーツの再生産を要求し
その条件にラッシュデュエルを潰す事を提示された為でした。
遊我の人柄やラッシュデュエルの面白さを認めながらも
重騎デュエルクラブの存続の為に踏みつぶすと宣言するアサナ。
つまりゴーハ社は脅していたわけでなくあくまでアサナ達の要求に条件をつけただけで
別段あくどい事をしているわけでないようです。
ラッシュデュエルはサーバーとかゴーハニウムに負荷かかるからねしょうがないね。
改めてビルド・ドラゴンの攻撃、
これに対して遊我は罠カード「マジカル・スイッチ」を発動、
アクア・ソーサラーを墓地のセブンスロード・マジシャンと入れ替えます。
これによりセブンスロード・マジシャンは戦闘破壊されながらも
ビッグローランの直接攻撃を受けてもライフを600残す事に成功します。
アサナはこれでターンエンドです。
例え、道を封鎖されても
遊我のターン、ドロー。
クリボットを召喚して効果で墓地のクリボットを回収、これでライフは残り100です。
そして2体目のクリボットを召喚しつつ2体をリリース、
鋼機神ミラーイノベイターをアドバンス召喚します。
ミラーイノベイターは自分と同じ種族のモンスターを墓地から3体戻す事で
そのレベル合計×100だけ自身の攻撃力をアップさせる効果を持っていますが
マグナム・オーバーロードが消滅した今墓地に機械族はいません。
それでもミラーイノベイターを警戒したアサナは
ビッグローランを墓地へ送って罠カード「幻刃封鎖」を発動、
これは指定した種族の攻撃をそのターン封じるというもので
機械族を選択してミラーイノベイターの攻撃を封じます。
しかし遊我は言います。道を封鎖されたのならまた新たな道を作ればいいと。
遊我は魔法カード「TCB」を発動してミラーイノベイターを魔法使い族に変更、
そして効果でセブンスロード・マジシャン、聖剣士の鞘払いシース、アクア・ソーサラーをデッキに戻し
そのレベル合計である16×100、1600だけ自身の攻撃力を上昇させます。
さらに魔法カード「ロード・マジック-レイズ・オルター」を発動、
手札から光属性の魔法使い族を墓地へ送る事でビルド・ドラゴンの攻撃力2500を
ミラーイノベイターに加えます。これもTCBで魔法使い族に変えた事で出来た芸当でしょう。
これによりミラー・イノベイターの攻撃力は6500、
ビルド・ドラゴンを攻撃すればそのまま一撃でライフを削り取る事が可能です。
ですがそれは同時にデュエル重騎クラブの夢を潰してしまう事も意味します。
それは彼らに対して敵対心をあらわにするルークも
遊我に対して「本当にそれでいいのか?」と心配させるものでした。
そしてR6はいよいよ限界が来ているようで今にも壊れそうな所を
重騎デュエルクラブ全員でなんとか保たせているような状況です。
それでも遊我は攻撃します。ミラー・イノベイターの攻撃でビルド・ドラゴンは破壊され
アサナのライフは0となりました、遊我の勝利です。
そしてR6は爆発を発生し重機デュエルクラブの一同が吹き飛ばされるも
幹部連中が全員身を挺してアサナを守っていました。
この描写からいかにアサナが彼らに慕われているのかがよくわかりますね。
もっと評価されるべき
そして勝負がついた後、遊我は壁のとある部分を掘り起こします。
やっと見つけた、という遊我の言葉が示す先にあったのはムツバ重工の工場。
そこにはムツバ式移動デュエル装置であるR零号の姿がありました。
遊我はゴーハ6小の図書館でこのR零号の存在を突き止めており
これはデュエルの開発、発展において大きな活躍を見せた存在でしたが
ドローン技術が発達するにつれ次第に重騎そのものの需要も低下、
結果としてムツバ重工は業績悪化によってゴーハ社に吸収される形となってしまいました。
それでも離れた場所にいるネイルは言います。
今のデュエル技術の発展はムツバ重工の業績があったからのもので
ムツバ重工はもっと評価されてもいいと。
そしてこのR零号、あちこちに流用パーツが使われており
ほかのパーツも使って改造されている事を遊我が突き止めます。
それはこのR零号が失敗を何度も繰り返し、
改造に改造を重ねた試行錯誤の末に出来上がったものであり
ラッシュデュエルもそうであったと遊我は言います。
重騎デュエルクラブの元となったムツバ重工もまた新しいものを積極的に取り入れていたわけで
伝統を重んじていたアサナ達もこれによって心を入れ替える決心をします。
こうして重騎デュエルクラブとの決着がつきました。
ゴーハ6小ではラッシュデュエルが解禁されジャンゴがまた生徒会長に復権しています。
なおドロー欠乏症はいまだに健在です
またR6は遊我の手によってR6改へと復活します。
オリジナルに手を加える事を悪とだと決めてつけていたアサナでしたが
その考えを取っ払う事でR6を治す事ができたけです。
ギャリアンも遊我の腕に関心してGG03を治して欲しいと頼み込みます。
なおアサナのお爺さんは今はムツバ自転車を開いて活動をしており
形は変えてもまだまだ働いている様子です。
こうしてラッシュデュエルは存続し、アサナもまた笑顔を取り戻す事になりました。
なおゴーハ社としてはラッシュデュエル存続は非常にまずい状況のようで
社長となったミミはどうするべきか頭を悩ませていました。
というわけでゴーハ6小編が無事完結です。
見事なまでにハッピーエンドで終わりつつも
今後のゴーハ社の動きも気になる終わり方でしたね。
なおEDでは各キャラが幼い姿が揃って寝ている構図がありました。
約1名今と見た目の変わらない30代が紛れ込んでいますが
次回予告 第40話『ギブ・ミー・ジャム♪』
なんとロミンの憧れの存在であるプリンセスGが電撃引退、
どうやらプリンセスGがラッシュデュエルを認めた事が原因で
所属先のゴーハミュージックから解雇を言い渡されたみたいです。
まあ名前からして明らかにゴーハが関わっている場所ですし
親会社の悩みであるラッシュデュエルを認める事は色々と問題だったのでしょう。
この手の問題は現実にも存在するので結構生々しい話です。
そしてそれにショックを受けたロミンのラッシュデュエル引退を決意し
遊我相手に引退デュエルを申し込む流れの様です。
遊我VSロミンはこれで2戦目となりますね。
プリンセスGは解雇上等でラッシュデュエルを支持するぐらいにロックな人なのかもしれませんね。
なおこの人の本名は「プリ崎ギブ美」と言うそうです。また強烈な名前です。