今回紹介するのはデッキビルドパック エンシェント・ガーディアンズよりこのカードです。
目次
カード説明
ペンデュラム・効果モンスター
星3/水属性/天使族/攻1100/守 400
【Pスケール:青6/赤6】
①:自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚は無効化されない。
【モンスター効果】
このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
②:自分のPゾーンに偶数のPスケールが存在する限り、
自分フィールドの「ドレミコード」Pモンスターの戦闘で発生する
自分への戦闘ダメージは0になる。
【ドレミコード】に属する水属性天使族のレベル3ペンデュラムモンスターです。
青みがかった黒髪を持つ眼鏡の女の子です。
コントラバスを演奏する小さな妖精を従えていますがどうにもうまく行っていないようで
焦った表情をしています。
どうやら妖精にとってこのコントラバスは重くて演奏するのが大変なようですね。
カード名の由来は英語におけるドレミの「ミ」を意味する「E」を頭文字にしつつ
「精鋭」や「選り抜きの」といった意味の「エリート」からだと思われます。
場に出した時に相手の魔法罠をバウンス
①:自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚は無効化されない。
ペンデュラム効果はドレミコードペンデュラムをペンデュラム召喚する場合に
そのペンデュラム召喚を無効化されないというものです。
ペンデュラム召喚時に神の警告などで無効化されてしまうと
ペンデュラム召喚するモンスターがまとめて墓地へ送られてしまうため天敵の1つですが
このペンデュラム召喚によって神の警告などのカウンター罠を恐れずにペンデュラム召喚が可能です。
ちなみにドレミコード以外のモンスターを一緒にペンデュラム召喚する場合には
相手は神の警告などを発動可能でありその場合はドレミコードのペンデュラム召喚は無効化されず
それ以外のモンスターだけが無効化されて墓地へ送られるという挙動をします。
このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
モンスター効果の①は1ターンに1度、召喚か特殊召喚した場合に
相手の魔法罠1枚を手札に戻すバウンスです。
魔法罠の除去としては再利用を許してしまいますが
レベル5以上のドレミコードペンデュラムはペンデュラム召喚時の相手のカードの発動を封じる事が可能で
それが適用されている際にこのカードをペンデュラム召喚、この効果を発動する事で
カードの発動を許さずにバウンスする事が可能です。
それが罠カードであればまるまる1ターン発動を遅らせる事が出来るので
相手からすればかなり厄介な効果だと言えるでしょう。
自分フィールドの「ドレミコード」Pモンスターの戦闘で発生する
自分への戦闘ダメージは0になる。
②の効果は自分ペンデュラムゾーンに偶数スケールのペンデュラムカードがある場合に
自分のドレミコードペンデュラムで発生する戦闘ダメージを0にするというものです。
直接的なアドバンテージにこそ繋がりませんが
いきなりホープダブルから攻撃力1万のホープで殴られるといった事故を減らす事が可能です。
地味ながらもありがたい効果
単体で見ると攻撃力も低く直接的にアドバンテージに繋がる効果を持たない控えめなカードですが
前述した通りドレミコードの共通ペンデュラム効果と合わせた
チェーン不可魔法罠バウンスが中々にいやらしい性能となっています。
相手がフリーチェーンや召喚反応系の罠カードを活用するのであれば
その使用をかなり制限する事が可能です。
特にペンデュラム召喚をした後にリンク召喚なりに繋げようとするのであれば
このバウンスによるケアがありがたいケースもあるでしょう。
ドレミコード特有の妨害に対する対策をさらに手助けしてくれる
控えめながらもいぶし銀の働きをしてくれるカードです。