今回紹介するのはLIGHTNING OVERDRIVE(ライトニング・オーバードライブ)よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星5/光属性/植物族/攻 800/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのフィールド魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、そのコントローラーのフィールドに
「ローズ・トークン」(植物族・闇・星2・攻/守800)1体を攻撃表示で特殊召喚する。
このターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚する。
光属性植物族のレベル5シンクロチューナーです。
外見やイラストからガーデン・ローズ・メイデンのリメイクだと思われます。
ビフォー
↓
アフター
暗い表情をしていたガーデン・ローズ・メイデンがとても明るい笑顔をしており
真っ白だった笑顔も温かみの感じられるものになっています。
後ろにはブラック・ガーデンがある事からこの檻から解放されて自由になったのでしょう。
また誰かに手を差し伸べているような構図になっており
王子様のような存在が彼女を檻から救い出したのかもしれません。メイデンじゃなくなってますし
ちなみにフローラとはローマ神話における花と春、豊穣を司る神の名前です。
西風の神ゼピュロスの妻となった際にこの名と神としての役職を与えられており
この事からも夫となる人物に出会えた事が示唆できます。
フィールド魔法を破壊してトークン生成
シンクロ素材に特に指定はなく
チューナーとチューナー以外のモンスターを合計5レベルになるように揃えればシンクロ召喚可能です。
①:フィールドのフィールド魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、そのコントローラーのフィールドに
「ローズ・トークン」(植物族・闇・星2・攻/守800)1体を攻撃表示で特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、フィールド魔法1枚を破壊、
その後破壊したフィールド魔法の持ち主の場にトークンを生成するというものです。
まさにブラック・ガーデンという檻から解放される為の効果だと言えるでしょう。
ブラック・ガーデンが邪魔になった場合にそれを破壊しつつトークンを生成できますし
それ以外の破壊された時に発動する効果を持つフィールド魔法、
例えばサイバネット・ユニバースや神縛りの塚あたりのトリガーとしても活用できます。
ただしトークンを生成する都合上、歯車街はタイミングを逃すので注意です。
基本的には自分のフィールド魔法を破壊する使い方がメインになりますが
相手のフィールド魔法を破壊する事も可能です。
その場合生成したトークンはサンドバッグにでもしてやるといいでしょう。
制約として効果を発動したターンはシンクロモンスターしかEXデッキから特殊召喚できません。
生成したトークンはリンク素材じゃなくシンクロ素材として使えって事ですね。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚する。
②の効果は相手メインフェイズ時に
このカードを素材にシンクロ召喚を行うというものです。
いわゆるアクセルシンクロ効果であり
同じくレベル5シンクロチューナーではアクセル・シンクロンも同じ効果を持っていますが
このカードの場合、①の効果でトークンを生成できるので
単体でレベル7のシンクロ召喚へ繋げられるのがポイントです。
ブラッド・ローズ・ドラゴンに繋げたい場合
あらかじめフィールド魔法を用意しておく必要があるものの
トークンと合わせてレベル7のシンクロモンスターを相手ターンにシンクロ召喚可能です。
相手ターンの任意のタイミングでブラック・ローズ・ドラゴンをシンクロ召喚できるのは
妨害としてかなりいやらしい動きができるでしょう。
月華竜 ブラック・ローズとも相性が良く相手ターンでのバウンスが狙えます。
植物族シンクロなのでブラッド・ローズ・ドラゴンの相手ターンの全破壊を狙う事も可能です。
その場合このカードとトークンの他、もう1体レベル3モンスターを用意しておく必要があります。
植物族デッキであればあらかじめローズ・プリンセスを特殊召喚しておくか
シンクロ召喚をトリガーにバラガールを特殊召喚するなりして
トークンと一緒にガーデン・ローズ・メイデンあたりのシンクロ召喚に繋げるといいでしょう。
薫り貴き薔薇の芽吹きでロクスローズ・ドラゴンやレッドローズ・ドラゴンを蘇生する手もあります。
前述した通り植物族に限らずフィールド魔法を扱うシンクロデッキ全般で活用が可能です。
特に破壊した時に効果を発動できるフィールド魔法を扱うデッキ、
例えば【フォーミュラ・アスリート】あたりに組み込んでみるのも面白いでしょう。