遊戯王ＯＣＧカード考察：《ラヴァルバル・エクスロード》守備力２００の炎属性サポートがまた増えた

今回紹介するのはLIGHTNING OVERDRIVE（ライトニング・オーバードライブ）よりこのカードです。

 

カード説明

wiki

 

【ラヴァル】の新規となる炎属性戦士族のレベル８シンクロモンスターです。

見た目からして恐らくラヴァルロード・ジャッジメントの進化形だと思われます。

 

ビフォー

 

↓

 

アフター

全体的に装飾が立派になっている他背中に炎のような翼が４枚生えています。

噴火しているいくつもの火山をバックに決めポーズをしていますね。

カード名は爆発などを意味する「エクスプロード」をちょっと捻ったものでしょうか。

元のジャッジメントにもあった「ロード」ともかかっています。

 

モンスター効果が発動した時にそれを破壊

シンクロ素材にはチューナー以外に炎属性を指定しています。

効果も炎属性に関係するタイプなので

炎属性メインのシンクロデッキで活用するのがいいでしょう。

 

①の効果は１ターンに１度、手札やフィールドでモンスター効果を相手が発動した時に

それを破壊して相手に１０００ダメージを与えるというものです。

効果こそ無効にしませんが吊り上げやリクルート効果持ちに対して効果的で妨害として機能します。

手札のモンスターに対しても発動はできますが幽鬼うさぎなどの手札誘発系は

そもそも発動時に墓地へ送られるのでこれらに対しては発動できません。

主に氷結界の依巫のように手札から発動して自己展開するカードが狙い目となるでしょう。

 

②の効果は１ターンに１度、シンクロ召喚している状態で相手によって破壊された場合に

墓地からシンクロ以外の守備力２００の炎属性を

３体まで効果無効、守備表示で特殊召喚するというものです。

真炎の爆発に近い効果で蘇生させるのが３体までとなり効果も無効化されますが

それでも十分な数のモンスターを蘇生させる事が可能です。

相手依存の効果ですが自爆特攻によっても発動が出来るので

自分ターンに蘇生して各種素材に繋げるのであれば積極的に自爆特攻を狙うといいでしょう。

 

 

逆に相手の効果で破壊されるのであれば恐らく相手は後続のモンスターの対処手段も考えていると思います。

それでも３体も蘇生させれば全部処理するのはさすがに厄介で

壁としても一定の働きはさせられるでしょう。

炎王獣 キリンのように破壊された時に発動する効果持ちを蘇生さえれば

より厄介な壁として機能します。

 

相手としてはかなり扱いに困る

というわけでまた守備力２００の炎属性をサポートするカードが来ました。

自爆特攻から②の効果で３体蘇生に繋げるだけでも優秀であり

しかも破壊されても効果が発動するので安易にフリーチェーンの破壊だったり

攻撃力が２９００と高いのでいつでも自爆特攻できるわけではありませんが

それならそれで普通にアタッカーとして使えばいいですし

下手に破壊するとやっぱり②効果が発動するしで相手としても迂闊に破壊できません。

それでいて下手にモンスター効果を発動すると今度は①の効果で破壊されてしまうと

まさに相手からすれば爆発物のように処理に困る存在です。

強制脱出装置などの破壊以外の除去には無力ですが

モンスター効果による除去であれば相手も道連れにするケースも多く無駄になりにくい点も優秀です。

炎属性メインでかつ守備力２００のモンスターを多く採用しているシンクロデッキであれば

積極的に出してもいいでしょう。