今回紹介するのはSELECTION 10よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
地属性/植物族/攻 0/LINK-4
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
リンクモンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「サンアバロン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードは相手の効果では破壊されず、攻撃対象にされない
(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での
相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
③:1ターンに1度、
このカードのリンク先の自分のリンクモンスター1体をリリースして発動できる。
そのリンクマーカーの数まで、相手フィールドのカードを選んで破壊する。
【サンアバロン】に属する地属性植物族のLINK-4です。
VRAINSにおいてスペクターがプレイメーカー戦で使用し
その効果でLINK-2の聖天樹の月桂精をリリースし相手のカード2枚を破壊しました。
彼の切り札であると同時に「我が母」とまで呼んでおり敬愛、崇拝している対象でもあります。
小さな木から段階的に成長している聖天樹リンクですが
最終形態となるこのカードは桜のような花が咲き誇ると同時に
多数の趣旨と太い蔓が伸びる美しさと禍々しさが同居しているような見た目となっています。
名前の由来はギリシア神話における木の精霊「ドリュアス」+
同じくギリシア神話におけるダナオスの妻の1人である「アトランティエ」だと思われます。
リンクモンスターをリリースしてカードを破壊
リンクモンスター2体以上
リンク素材にはリンクモンスター2体以上を指定しています。
リンク召喚を軸にしていれば様々なデッキでリンク召喚は狙えますが
効果を考えると【サンアバロン】で使うのが基本となるでしょう。
聖種の影芽で聖天樹の精霊を蘇生するなどでリンク素材を揃えるのがいいでしょう。
③の効果は汎用なので一応他のデッキでも使えない事はありません。
リンクマーカーは上に1つと下方向に3つあります。
③の効果に使うほかに聖蔓の剣士の効果でも利用する事になるでしょう。
デッキから「サンアバロン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
①の効果はリンク召喚した場合に
デッキからサンアバロン魔法罠1枚を手札に加えるサーチ効果です。
気を付ける点としてあくまでサーチできるのは「サンアバロン」魔法罠であって
サンヴァイン魔法罠、つまり聖蔓の社はサーチできません。
サンヴァイン魔法罠をサーチする聖天樹の幼精とは丁度逆なので注意しましょう。
現在このカードでサーチできるのは聖天樹の開花のみであり実質的に専用サーチとなりますが
あちらが丁度リンク4の植物族がいる場合に発動できる効果を持っているので噛み合っています。
(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での
相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
②の効果は効果破壊耐性と攻撃対象にされない攻撃妨害です。
攻撃対象にされないのは他の聖天樹リンクにも共通していますが
このカードはそれに加えて効果破壊耐性も持っておりより突破されにくくなっています。
除外やバウンスには無力ですが聖蔓の乙女が手札にあれば
対象に取る効果に対してのフォローも可能です。
このカードのリンク先の自分のリンクモンスター1体をリリースして発動できる。
そのリンクマーカーの数まで、相手フィールドのカードを選んで破壊する。
③の効果は1ターンに1度、自身のリンク先のリンクモンスター1体をリリースする事で
そのリリースしたリンク数だけ相手のカードを選んで破壊するというものです。
リリース要員こそ必要なものの対象に取らない破壊であり
【サンアバロン】における優秀な除去手段として機能します。
聖蔓の剣士と一緒に並べられるように
【サンアバロン】におけるキーカードの1つで
メインアタッカーとなる聖蔓の剣士の性能を最大限に引き出してくれるカードですが
逆に言えばこのカード単体では攻撃能力を持ちません。
特に①の効果でサーチした聖天樹の開花を活かすのであれば
聖蔓の剣士と一緒に並べる事は前提と言えるでしょう。
逆に聖蔓の剣士と一緒に並べる事が出来れば
聖天樹の開花で聖蔓の剣士と合わせて4000打点2体で攻撃を仕掛ける、
なんて芸当も可能になります。
その上で③の効果を活用するのであれば別途リンクモンスターを用意する必要があるので
このカードを出すのであれば聖蔓の剣士と
さらにリリース要員となるリンクモンスターを一緒に並べる手段も用意しておいた方がいいです。