今回紹介するのはWORLD PREMIERE PACK 2020よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻3000/守3000
属性が異なる「夢魔鏡」モンスター×2
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードの属性は「闇」としても扱う。
②:このカード以外の自分フィールドのモンスターがリリースされた場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
③:このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から「夢魔鏡の天魔-ネイロス」以外の
「夢魔鏡」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
【夢魔鏡】に属する光属性天使族のレベル10融合モンスターです。
不敵な笑顔を浮かべたピンクの長髪を持つ天使です。
いかにも夢魔鏡における黒幕といった存在で
他の夢魔鏡モンスターと違い当初は鏡写し存在となるモンスターがいませんでしたが
後に鏡写しの存在となる夢魔鏡の魘魔-ネイロスが登場する事となりました。
カード名の由来はギリシア語で「夢」を意味しギリシア神話の夢の神でもある「オネイロス」からでしょう。
単体の神ではなくイケロス、モルペウス、パンタソスの3柱からなる存在です。
モンスターがリリースされた場合にカードを破壊
融合素材には属性の違う夢魔鏡2体を指定しています。
専用の融合魔法である混沌の夢魔鏡は暗黒の夢魔鏡が存在する状態であれば
墓地のモンスターを除外して融合素材にする事が出来るので
できるだけ暗黒の夢魔鏡が存在している時に融合召喚を狙うのがいいでしょう。
暗黒の夢魔鏡が用意できない場合には
夢魔鏡の聖獣-パンタスで闇属性の夢魔鏡を蘇生する事で場に融合素材を揃えられます。
①の効果はモンスターゾーンに存在している間闇属性としても扱うというものです。
カオス系のモンスターによく見られる効果であり
聖光の夢魔鏡と闇黒の夢魔鏡、どちらの恩恵も得られます。
②:このカード以外の自分フィールドのモンスターがリリースされた場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②の効果は自身以外のフィールドのモンスターがリリースされた場合に
フィールドのカード1枚を破壊するというものです。
メインデッキの夢魔鏡モンスターは対応するフィールド魔法が存在していれば
フリーチェーンで自身をリリースできるのでそれと組み合わせる事で
実質的なフリーチェーン除去として機能します。
リリースするカードは夢魔鏡以外でもOKなため例えばダイナレスラー・パンクラトプスであれば
合わせてて2枚のカードを同時に破壊が可能です。
③:このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から「夢魔鏡の天魔-ネイロス」以外の
「夢魔鏡」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
③の硬化は1ターンに1度、相手に破壊された場合に
墓地から同名カード以外の夢魔鏡1体を選んで特殊召喚する蘇生効果です。
後続に繋げられる効果であり特に夢魔鏡の魘魔-ネイロスを蘇生する事が出来れば
EXデッキから2体目のこのカードに繋げる事も可能です。
夢魔鏡の魘魔-ネイロスから繋げよう
フリーチェーンでリリースしていく【夢魔鏡】のコンセプトに合致したエースカードであり
このカードが場にいればフリーチェーン除去による高い妨害性能を発揮できます。
逆に言えば他の夢魔鏡モンスターと一緒に並べないと十全に力を発揮できないので
上手くその状況を作り出せるかがポイントとなります。
とはいえ混沌の夢魔鏡で墓地融合も出来るのでそこまで状況を作り出すのは難しくないでしょう。
むしろリリースの為に必要なフィールド魔法を維持できるかが鍵となります。
前述した通り墓地に夢魔鏡の魘魔-ネイロスがあれば③の効果で蘇生させる事で
あちらの効果で第2、第3のこのカードに繋げていく事が可能です。
融合素材も同じなのでこのカードを直接融合召喚するよりは
先に夢魔鏡の魘魔-ネイロスを出して間接的にこちらへ繋げる方がいいでしょう。