今回紹介するのはWORLD PREMIERE PACK 2020よりこのカードです。
目次
カード説明
フィールド魔法
このカード名はルール上「炎舞」カードとしても扱う。
①:「炎星」モンスターが召喚・特殊召喚される度に
このカードに炎星カウンターを1つ置く。
②:1ターンに1度、
自分フィールドの炎星カウンターを以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
●2:このターン、自分の獣戦士族モンスターが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時までカードの効果を発動できない。
●6:デッキから獣戦士族モンスター1体を手札に加える。
●10:デッキ・EXデッキから獣戦士族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
【炎星】用のフィールド魔法です。
海辺に存在する中華風の集落です。
夕日が眩しく実に美しいイラストとなっています。
モチーフは「水滸伝」における主人公達の拠点「梁山泊(りょうざんぱく)」からでしょう。
カウンターに応じた3つの効果
まずルール上炎舞と名の付くカードとして扱う効果外テキストが存在します。
これにより魁炎星-シーブなどでデッキから引っ張ってくることができますし
いざという時には各種炎星の効果の為にコストとして墓地へ送る事も可能です。
このカードに炎星カウンターを1つ置く。
②:1ターンに1度、
自分フィールドの炎星カウンターを以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
その効果は炎星が召喚、特殊召喚される度にカウンターを1つ置き、
1ターンに1度、そのカウンターを指定数取り除く事で3つある効果を発動できます。
相手はダメージステップ終了時までカードの効果を発動できない。
カウンターを2つ取り除いた場合には
獣戦士族が攻撃するダメージステップの間、相手のカードの発動を封じます。
暗炎星-ユウシなどのダメージを与えた時に発動する効果が妨害されにくくなりますし
破壊された時に発動する効果があった場合にそれを封じる事ができます。
カウンターを7つ取り除いた場合にはデッキから獣戦士族1体を手札に加えます。
1つ目の効果に比べて必要なカウンター数が3倍となっていますが
例えば炎星師-チョウテンで墓地の炎星を蘇生して炎星侯-ホウシンをシンクロ召喚、
そこから更にデッキからレベル3の炎星を特殊召喚するだけでも
カウンターが4つ溜まるので除去さえされなければ割と発動は狙えます。
シンプルながらも使いやすいサーチ効果だと言えるでしょう。
カウンターを10取り除いた場合には
デッキやEXデッキから獣戦士族1体を召喚条件無視で特殊召喚可能です。
さすがに10個となるとカウンターを溜めるのもかなり大変となってきますが
獣戦士族全般を召喚条件無視でリクルートが可能であり
剣闘獣ヘラクレイノスや月光舞獅子姫のような強力なカードも出す事ができます。
ただ炎星以外の獣戦士族を特殊召喚する場合には
炎星侯-ホウシンなどが持つ炎星以外特殊召喚出来なくなる制約には気を付けましょう。
特に6つ消費の効果がカウンター数的にも現実的に溜められる範囲であり
かつ着実にアドバンテージを確保できる効果なのでこれを中心に狙っていくのがいいでしょう。
前述の通り炎星侯-ホウシンのシンクロ召喚に繋げるだけでもカウンターが4つ、
そこからさらに炎星1体を出してエクシーズやリンク召喚に繋げる事が出来れば6つ溜まる為
1ターンでカウンターを6つ溜めるのも十分狙っていける範囲です。
もしこのカードが除去される事なく残りカウンターが10個溜まって来た場合には
10個消費の効果も狙っていくといいでしょう。