今回紹介するのはWORLD PREMIERE PACK 2020よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
水属性/悪魔族/攻1600/LINK-2
【リンクマーカー:左下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
「海造賊」モンスターを含むモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
相手のフィールド・墓地のモンスターのいずれかと同じ属性を持つ
「海造賊」モンスター1体をEXデッキから特殊召喚し、
対象の自分の効果モンスターを装備カード扱いとしてその特殊召喚したモンスターに装備する。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
【海造賊】に属する水属性悪魔族のLINK-2です。
その名の通り豊かな黒い髭を持つ大柄なトロールです。
腕を組んでどっしりを構えている傍ら部下は彼に笑いかけており慕われている様子が伺えます。
モチーフとなるのはずばり「黒髭」の異名を持つ海賊、エドワード・ティーチからでしょう。
カリブ海やアメリカ東海岸で活動していたイギリスの海賊で
多くの海賊船団を率いて略奪行為を繰り広げていた大海賊です。
一個人の海賊としては恐らく世界で最も有名な存在の1つであり
世の海賊のイメージの多くはこのエドワード・ティーチの影響を受けていると言っても過言ではありません。
漫画「ワンピース」においてはエドワード・ニューゲート及び
マーシャル・D・ティーチのモデルとなった人物でもあります。
EXデッキから船を出して部下を乗り込ませる
「海造賊」モンスターを含むモンスター2体
リンク素材はモンスター2体でそのうち1体に海造賊を指定しています。
効果から考えても【海造賊】で出すのが基本となりますが
1体は何でもいいので例えばサイレント・アングラーを素材にする手もあります。
リンクマーカーは斜め下方向の2ヵ所あるEXモンスターゾーン向けの配置です。
他のリンクモンスターを並べたい場合等に重宝するでしょう。
①:自分フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
相手のフィールド・墓地のモンスターのいずれかと同じ属性を持つ
「海造賊」モンスター1体をEXデッキから特殊召喚し、
対象の自分の効果モンスターを装備カード扱いとしてその特殊召喚したモンスターに装備する。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
その効果は1ターンに1度、
相手の場か墓地に存在する属性の海造賊1体をEXデッキから特殊召喚して
自分の場の効果モンスター1体をその海造賊に装備させるというものです。
海造賊-白髭の機関士や海造賊-赤髭の航海士が持つ効果効果に似ていますが
こちらは自身だけではなく他のモンスターも装備カードにする点が違います。
キャプテンとして部下に指示を出して船に乗り込ませているのでしょう。
別途他のモンスターを用意する必要がありますが任意のモンスターを装備させる事が可能であり
装備した後1枚ドローするので実質的な損失がありません。
自身では装備カードになる効果を持たない
海造賊-金髪の訓練生や海造賊-青髭の海技士を装備させたい場合に重宝するでしょう。
また白髭の機関士や赤髭の航海士と違い自分ターンでも
EXデッキから海造賊を呼び出せるのもポイントです。
攻撃力の高い海造賊-豪速のブレンネ号あたりをよりアタッカーとして使いやすくしてくれます。
海造賊-象徴で出しやすい
【海造賊】の基本戦術として相手の場か墓地に水属性がいれば
白髭の機関士や赤髭の航海士でEXデッキから直接特殊召喚が可能です。
とはいえ水属性のモンスターを見かける頻度は高くなく
他のEXデッキの海造賊に比べて白髭の機関士や赤髭の航海士で出す機会は少ないでしょう。
その一方でメインデッキの海造賊と同じ属性である関係で
自分モンスターの属性を参照にできる海造賊-象徴であれば
他のEXデッキの海造賊よりも状況を選ばずに出せるのがポイントです。
ちなみに白髭の機関士や赤髭の航海士同様に自身を装備カードにする事も可能です。
リリース・エスケープの手段として意識しておくといいでしょう。