今回紹介するのはデッキビルドパック ジェネシス・インパクターズよりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻 800/守1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「マギストス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
●除外されている自分のレベル4以下の魔法使い族モンスター1体を選んで墓地に戻す。
②:墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの「マギストス」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地からレベル4以外の「マギストス」モンスター1体を選び、
装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
【マギストス】に属する光属性魔法使い族のレベル4モンスターです。
その見た目と名前からウィッチクラフトマスター・ヴェールの過去の姿だと思われます。
アフター
↑
ビフォー
全体的にウィッチクラフトマスター・ヴェールが大人になったような見た目となっています。
周囲に様々な結晶を漂わせながら空中ブランコらしきものに腰かけています。
あれ?どうして過去の姿なのにこちらの方が大人なんですかね?
クロウリーやエンディミオンが過去の姿で存在している事を考えると
彼女だけ別人って事もなさそうなんですがヴェールは9歳と記載されているのですよね。
ここから推測するにサンドリヨンが転生でもした姿がヴェールではないかと考えています。
ちなみにサンドリヨンとはシンデレラのフランス語です。
彼女はシンデレラ本人よりはむしろ魔法をかける魔女といった感じですが。
召喚時にサーチor再利用
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
①の効果は1ターンに1度、召喚か特殊召喚した場合に
2つある効果のうちどちらか1つを選択して発動するというものです。
1つ目の効果はマギストス魔法罠1枚を手札に加えるサーチ効果です。
現在マギストス罠カードは判明していないので実質的に魔法カードサーチとなります。
展開の補助となる絶火の祆現にEXデッキのマギストスを直接装備できる大いなる魔導、
融合召喚に繋げられる聖なる法典と状況に応じて使い分けていく事が可能です。
2つ目の効果は除外されているレベル4以下の魔法使い族1体を墓地に戻すというものです。
【マギストス】ではこのカードや法典の大賢者クロウリーが墓地から除外する効果を持っている為
それらの再利用に繋げる事が可能です。
②:墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの「マギストス」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地からレベル4以外の「マギストス」モンスター1体を選び、
装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
②の効果は1ターンに1度、墓地から除外する事で
墓地のレベル4以外のマギストスを自分の場のマギストス1体を装備させるというものです。
メインデッキのマギストスはいずれもレベル4なので
装備させる意味から考えてもEXデッキのマギストスを装備させる事になります。
法典の大賢者クロウリーも同様の効果を持っており
【マギストス】における基本となるEXデッキのモンスターを装備カードにさせる効果です。
特に装備させる狙い目となるの攻撃力2500を誇る絶火の竜神ヴァフラムで
法典の守護者アイワスを装備させれば3500打点のアタッカーに、
結晶の女神ニンアルルを装備させれば魔法罠破壊効果を持ちつつ2500打点の2回攻撃が可能となります。
割とウィッチクラフトでも使える
②の効果はそもそも【マギストス】の戦術の核をなす効果ですし
①の効果もどちらも有用と非常に重宝するモンスターです。
ただし自身の攻撃力は800と低いので自身にEXのマギストスを装備して戦闘するのには向きません。
自身に装備させる場合は聖魔の乙女アルテミスを装備させて
サーチ効果に繋げた後に各種素材にするのが丁度いいでしょう。
①の除外された魔法使い族を墓地に戻す効果はマギストスに依存しません。
例えば【ウィッチクラフト】にもジェニーやピットレ、シュミッタなど
墓地から除外して発動するモンスターがいるのでそちらに出張させることも考えられます。
その場合でも絶火の祆現あたり一緒に採用していればもう1つの効果も無駄にはなりませんし
EXデッキに結晶の女神ニンアルルを入れておけば2枚目のこのカードをサーチ可能です。