「ラッシュロードガイド」が9月18日に発売されます。
今回はその付属としてついてくるこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示の通常モンスター
(レベル7以上/ドラゴン族)がいる場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル6以下)を全て破壊する。
ドラゴン族用のサポートとなる通常魔法です。
遊戯王SEVENSにおいてホログラムの謎の男が王道遊我戦で使用、
その効果で遊我のフィールドのモンスターを全滅させました。
青眼の白龍が右下へ向かって滅びのバーストストリームを放っています。
構図的にもOCGのカード「バーストブレス」を強く意識したカードだと言えるでしょう。
レベル6以下のモンスターを全て破壊
(レベル7以上/ドラゴン族)がいる場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル6以下)を全て破壊する。
その効果は自分の場にレベル7以上のドラゴン族がいる場合に
相手のレベル6以下の表側表示モンスターを全て破壊できるというものです。
上手くいけば一気に相手モンスターを3体破壊する事も可能な強力な効果ですが
実際にこのカードを効果的に扱いには3つほど問題があります。
1つは発動条件となる「レベル7以上のドラゴン族通常モンスターがいる場合」です。
現在この条件を満たせるのはレジェンドカードである青眼の白龍と真紅眼の黒竜を除くと
一緒に収録されるアタック・ボルケーノ・ドラゴンしかいません。
つまり合計で4枚しかデッキに入れられないので
このカードと一緒に手元に揃わない状況というのは結構発生するでしょう。
フェニックス・ドラゴンなど墓地から引っ張ってこれる手段を確保して
少しでも揃えられる確率を上げておくのがいいでしょう。
2つ目はレベル7以上のモンスターは破壊出来ない点です。
特にアタック・ボルケーノ・ドラゴンは真紅眼の黒竜で発動をした場合
攻撃力2500のモンスターを突破する手段に難儀する事になるでしょう。
一方で青眼の白龍であれば問題なく戦闘破壊が出来るので
青眼の白龍で発動条件を満たせるのが理想的です。
3つ目は裏側守備表示のモンスターは破壊出来ない点です。
このゲームにおける一番下級モンスターが並びやすい状況というのは
相手が壁モンスターを揃えて守りを固めてきた場合ですが
その状況に対しては有効に働いてくれません。
このカードが活きるのはむしろ相手の下級モンスターも表側でいるような状況、
つまり相手が積極的に攻めてきている状況だと言えるでしょう。
その性質から最上級モンスターをメインとするようなデッキよりも
むしろサターン・キング・ビートルなど上級モンスターを軸にするデッキに対して強いカードです。