今回紹介するのはPHANTOM RAGE(ファントム・レイジ)よりこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地から「電脳堺」カード1枚を除外し、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「電脳堺」モンスター1体を手札に加える。
その後手札を1枚選んで墓地へ送る。
【電脳堺】用のサポートとなる永続魔法です。
電脳堺龍-龍々に随伴するような形で
電脳堺姫-娘々と電脳堺悟-老々が並んでいます。
少し背景が薄暗い中に随所が光っているのは中々に迫力があります。
カード名の由来は中国に伝わる東を守護する四神の1つ、青龍からでしょう。
様々なゲームやアニメにこの青龍をモチーフとしたものが数多く存在しておりもっぱら風属性を担当します。
ちなみに「青」と書かれていますが実際には緑色と言われています。
よく風属性が緑色で表されるのはこの青龍の影響が強いのかもしれませんね。
墓地コストを利用してモンスター効果を無効に
①:自分の墓地から「電脳堺」カード1枚を除外し、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
①の効果は1ターンに1度、墓地から電脳堺カード1枚を除外する事で
場の表側表示モンスター1体の効果をそのターン無効にするというものです。
除外する電脳堺カードに関しては電脳堺都-九竜でこのカードを場に置いておいた場合、
そのまま墓地へ送られた電脳堺都-九竜をコストにできるので無駄がありません。
ロック効果もちや破械耐性持ちのモンスターを無効にして
それを打開する場合などに活用が可能です。
自分モンスターを無効にする事も可能であり
電脳堺狐-仙々の効果を一時的に無効にして除外されないようにしたりといった動きが可能です。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「電脳堺」モンスター1体を手札に加える。
その後手札を1枚選んで墓地へ送る。
②の効果は1ターンに1度、墓地から除外する事で
デッキから電脳堺モンスター1体を手札に加えた後に手札を1枚墓地へ送る手札交換効果です。
【電脳堺】では特殊召喚条件さえ満たしていれば電脳堺媛-瑞々をサーチする事で
あちらの自己展開からの墓地肥やし&サーチ効果に繋げる事が出来るので
実質的なアドバンテージは相当に高くなるでしょう。
墓地が整っていれば電脳堺悟-老々をサーチして特殊召喚するのも強力です。
加えたカードをそのまま墓地へ送る事も出来る為間接的な墓地肥やしとしても活用できます。
魔法罠を墓地へ送る場合の有力候補
上記の通り墓地から発動できる効果がかなり優秀です。
【電脳堺】は例えばモンスターの電脳堺を指定した場合、
魔法か罠を墓地へ送りつつ特殊召喚する事になりますが
その場合に墓地へ送る有力な選択肢として機能してくれます。
電脳堺媛-瑞々をサーチできればそれだけ初動が動きやすくなるので
状況次第ではおろかな副葬などで直接墓地へ送るのも選択肢でしょう。
これは電脳堺を他のデッキに出張させる場合にも同様で
サーチ効果としても機能する事から電脳堺悟-老々や電脳堺媛-瑞々など
一部の電脳堺だけを他のデッキで活用する場合にも
効果の為に墓地へ送る魔法カードの枠として活用が可能です。