遊戯王セブンス12話の感想です。
前回のあらすじ:こんな顔してますがヒロインです
目次
ハリボテロア3.0
勝ち目がないからとラッシュデュエルをやめるように遊我に言うロミン。
彼女が言うにはロアは何かしらの罠をしかけているとの事です。
ですが遊我は戦う前から勝負が決まってるなんてありえないと挑戦を諦めません。
そして何故かカイゾーが司会をしています。
2人の紹介をするのですが明らかにロアに偏った解説をしています。
どうやらカイゾーが言うにはロア・ロミンでのファン人気はロミンを大きく切り離してロア1位との事、
なおウシロウと月太は人気投票0票だとか、いや0て・・・。
かくしてチーム戦の最終戦、王道遊我VS霧島ロアのラッシュデュエルが始まりました。
先攻はロア、「偉大なる俺様のターン」ととにかく自己主張が激しいです。
そしてキングとなるべくこの世に生を受けたとドローしただけで光り輝きます。
ロミンが言うにはロアは自分を目立たせる才能に満ち溢れているそうです。
とはいっても光り輝いているのは物理的にライトを当てているだけですが。
彼はカードを5枚セットしてターンエンドです。
手の内を明かさないと主張するロア、存在感を現しているのか彼の姿が大きく見え・・・
あ、ハリボテですかそうですか。もうとにかく目立ちたがりなのが見て取れます。
ルークは対抗して肩車しようと言い出しますが遊我は特に気にしてません。
ロアは宣言します、遊我が負けて今日からラッシュデュエルはロアラッシュデュエルになると。
しかし遊我はラッシュデュエルがロアのものになるからと
そんなものの何が偉いのかと問います。
ラッシュデュエルの所有権を興味ないとあっさり賭けた遊我だからこそ言える問いかけですね。
遊我のターン、ドロー。
スペルアーチャーとはぐれ使い魔を召喚してそれらをリリース、
暁の勇者ライダクロスをアドバンス召喚して更に手札から
聖剣士の柄持ちヒルトとハイドロ・マジシャンを特殊召喚します。
ヒルトでライダクロスの攻撃力を2700まで上昇させた後に
ハイドロ・マジシャンとヒルトで伏せモンスター2体を攻撃、
モンスターは2体ともロイヤルデモンズ・グルーピーでありこれを戦闘破壊、
その後ライダクロスでダイレクトアタックをしかけますが
ロアは罠カード「キングス・マネージメント」を発動、
ライダクロスの攻撃力を下げてダメージを減らしつつ1枚ドローさせます。
相手にドローさせてますが戦闘中のドローであれば
ラッシュデュエルではほとんどデメリットなしと言っていいでしょう。
遊我はこれでターンエンドです。
カードは貰った
しょっぱなから全開ですがロアは言います、エースであるセブンスロード・マジシャンはどうしたと。
随分とセブンスロード・マジシャンを気にしているんだねとロアに問う遊我、
そしてロアは尋ねます、あれはどこで手に入れたのかと。
遊我がセブンスロード・マジシャンを手に入れたのはその昔、
ゴーハ第7地区で第666回のデュエル大会があった時・・・
666回ってどれくらいの頻度で開催してるんですかねこの大会
そこにはあのホログラムの謎の男、その名もオーティスが活躍していました。
オーティスはセブンスロード・マジシャンをエースに決勝まで勝ち進みましたが
しかし不正が発覚して失格扱いに。
その時にオーティスは悩める少年よ、進むべき道は常に心の中にあるといい
エースであるセブンスロード・マジシャンを観客に向けて投げました。
大人しか楽しめないゴーハデュエルに不満を抱いていた遊我でしたが
セブンスロード・マジシャンをキャッチして手に入れてから彼の中で何かが変わりました。
彼の今の発明家気質の性格はオーティスに憧れた結果なのでしょう。
それズルじゃん!
そしてロアは言います。何故オーティスは不正扱いになったのかと。
それはセブンスロード・マジシャンがオーティス独自の非公認カードだからだと。
そんなロアのイチャモンに待ったをかけたのはなんとミミさん。
彼女はさっとゴーハ社の正装に着替え、ゴーハ最高幹部であるナンバーシックスと名乗ります。
ロアのサインいる?という誘惑に屈しかけながらもゴーハ社の代表として
デュエルディスクが認識している以上セブンスロードは非公認ではないと主張しますが
セブンスロード・マジシャンについて検索をしたらエラーが発生して調べる事が不可能に。
さらにロアはその情報をネットで拡散させゴーハ社に問い合わせを殺到させます。
ゴーハ社の規則として一定数の問い合わせがあった場合には、
その確認が取れるまでそのカードは使用禁止、既に始まっているデュエルの場合には
ドローした瞬間に反則負けになるというものがありました。
なおこの時にゴーハ社社長が登場しており
「66」とついに「フッフッフ」以外の言葉も発しました。いやそれがどうしたって話ですが。
セブンスロード・マジシャンが非公認カードの疑惑が出た中でもう1つの疑惑、
そもそも遊我はホログラムの男がオーティスであると知っていた事になりますが
何故今までそれを黙っていたのか。
そこから最初からセブンスロードが非公認カードだと理解していたのではないかという疑いが出てきますが
それに異を唱えたのはルーク、彼は銀河が逆回転しようとも遊我は不正を行わないと信頼し
生徒会長も一瞬でも疑いを持ってしまった事を遊我に謝罪します。
そしてセブンスロードが非公認ではないのなら他にも同じカードを持っているかもしれないと
皆で協力して学校中からカードを持っている人がいないかを探し始めます。
そんな皆の努力をロアは無駄だと嘲笑いつつドロー。
魔法カード「キングス・リワード」を発動、ライダクロスを破壊して相手に1枚ドローさせます。
さらにもう1枚発動してハイドロ・マジシャンも破壊して1枚ドロー。
「セブンスロード・マジシャンをドローした瞬間に反則負け」というのを適用させる為に
意図的にドローを多用させています。
さらにロイヤルデモンズ・シャウトを通常召喚した後に
魔法カード「手札抹殺」を発動、これにより手札を捨てさせた後に更にドローを強要させます。
さらに魔法カード「キングス・タックス」を発動、
これは相手の手札1枚につき相手モンスターの攻撃力を下げつつ手札を捨てさせるという
弱体化とハンデスを合わせたカードです。
5枚までドローできるラッシュデュエルでハンデスは本来そこまで脅威ではありませんが
今回は別、ロアは徹底して「セブンスロードを引く確率を高める」卑劣な戦術を取っています。
そしてロイヤルデモンズ・シャウトで弱体化したヒルトを戦闘破壊してターンエンドです。
遊我のターン、ラッシュデュエルのルールにより5枚になるまでドローします。
そしてそこにはセブンスロード・マジシャンが含まれていました。
今回初めてデュエルが1回で終わらず次週に持ち越しになりました。
それだけロアとのデュエルが特別であり
また同時に物語が本格的に動き出したデュエルという事なのでしょう。
いやぁロア徹底気に卑劣な奴ですね
徹底的に相手の反則負けを狙うという番外戦術を狙ってきています。
悪魔族デッキの使い手であり今回彼が見せた戦術は
相手に徹底的にドローを強要させるというもの。
これは今回セブンスロードを引かせて反則負けさせる為に使われていましたが
手札抹殺もある事を考えると本来の彼の戦術はデッキ破壊なのかもしれません。
5枚になるようにドローするラッシュデュエルでデッキ破壊戦術はとても面白そうです。
ちなみにロアとはフランス語で「王」を意味します。
このことからも遊我のライバルを意識したキャラクターなのかもしれません。
ちなみに回想シーンでロアらしき少年の姿も映っています。
もしかしたらセブンスロードを貰えなかった嫉妬もあるのかもしれませんね。
また今回遊我にとってあこがれの人物である事が判明してオーティス。
アメリカの発明家「エリシャ・オーティス」から来ているのでしょうか。
今後の彼の動向にも注目ですね。
次回予告第13話『もう一人の王』
遂にセブンスロードを引いてしまった遊我ですが
どうやらオーティスが登場して何かしら助けてくれるみたいですね。
主人公のピンチにかけつけるというのは王道で格好いい展開だとは思うのですが
地中から登場するという何かおかしな単語が見えます。
お前は林田ベランメルジェか。