今回紹介するのはPHANTOM RAGE(ファントム・レイジ)よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
地属性/獣族/攻1600/LINK-2
【リンクマーカー:左/左下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル4以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、
ターン終了時まで自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。
【トライブリゲード】に属する地属性獣族のLINK-2です。
ピンクの髪や尻尾を持つ露出の多い恰好をした猫型の獣人が
ゴーグルをつけてベイオネット付きのスナイパーライフルを構えています。
無骨な銃んがら所々にピンクの装飾があるあたりピンク色がお気に入りなのが伺えます。
名前の由来は恐らくラテン語で「猫」を現す「フェリス」からだと思われます。
「徒花(あだばな)」とは咲いても実を結ばない花や咲いてもすぐに散ってしまう花の事であり
そこから転じて実を伴わない物事を指す言葉にもなっています。
後ろ向きな言葉ですが敵側の視点で見た場合には
こちらの作戦を失敗させてくる厄介な存在という事なのかもしれません。
手札から3種族を特殊召喚
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター2体
リンク素材には獣族、獣戦士族、鳥獣族いずれに属する種族2体を指定しています。
いわゆるビーストと呼ばれる3種族であり小法師ヒダルマーと同じ素材指定です。
単純にこれらのモンスターを2体揃える他に
各種トライブリゲードの効果で墓地から2体のモンスターを除外する事でも特殊召喚が可能です。
リンクマーカーは左と左下の2か所です。
EX、メインモンスターゾーンどちらでも活用しやすい配置となっています。
①:自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル4以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
手札からレベル4以下の獣族、獣戦士族、鳥獣族のいずれか1体を特殊召喚できるというものです。
単純に展開力を向上させてくれる便利な効果であり
このカードと合わせてLINK-3に繋げる事が可能です。
ターン終了時まで自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。
デメリットとして効果を発動したターンは
獣族、獣戦士族、鳥獣族しかリンク素材として扱えません。
基本的にはリンク召喚をする場合にはこの3種族のいずれかを出す事になるでしょう。
逆に言えばリンク以外の素材にする分にはまったく問題ありません。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。
②の効果は1ターンに1度、墓地へ送られた場合に
デッキから1枚ドローし1枚をデッキの一番下に戻す手札交換効果です。
墓地肥やしにこそなりませんが手札に来て欲しく無かったカードをデッキに戻すの利用が可能です。
ライトロード・アーチャー フェリスあたりを採用している時に役立つでしょう。
①の効果で特殊召喚したモンスターと共にリンク素材となる事で自然とこちらの効果に繋げられますが
轟雷帝ザボルグなどでデッキから直接墓地へ落とした場合にも効果の発動が可能です。
他のデッキでも展開力を助けてくれる
シンプルながらも展開力の向上につながる便利な効果であり
このカードを経由する事で銀弾のルガルや凶鳥のシュライグに繋げやすくなっています。
各種トライブリゲードの効果で墓地コストを使って特殊召喚する場合でも
このカードの場合2体の除外で出せ、リンク素材にする事で墓地に送る事ができる点から
墓地アドバンテージの維持に貢献してくれます。
また【トライブリゲード】に限らず
獣族、獣戦士族、鳥獣族のいずれかをメインとして使用しているデッキであれば
問題なく活用できるカードとなっています。
単純にリンク召喚する際の展開力を向上してくれるカードであり
これら3種族のリンク召喚を活用するのであれば様々なデッキに入る汎用性の高さを持っています。
この3種族しかリンク召喚出来ない制約が気にならないのであれば是非とも採用したい所です。