遊戯王セブンス第7話の感想です。
いつ見てもこのサブタイトル腹筋に悪いです。
転校生回というのは学校ものにおけるお約束中のお約束ですが
小学校の転校生でまず小学生である事に疑問を持たれる奴なんて見た事ありません。
前回のあらすじ:ビィ君みたいな顔しやがって・・・
目次
安立ミミさんじゅうななさい
ゴーハ社ではラッシュデュエルにおける会議が開かれていました。
サーバーのどこにもその存在が確認できず、アンインストールも不可能。
ゴーハ社にとっては得体のしれないこのラッシュデュエルにまともな対処ができず
できるのは出てきた動画を1つ1つ削除するという対処療法のみ。
しかし七小新聞によりラッシュデュエルの秘密が書いてあるノートに注目するゴーハ幹部たち
そしてその任務に1人の女性が名乗りを上げます。
いやバッチグーってあなた・・・。
そしてゴーハ第7小学校に転校生がやってきます。その名も安立ミミ!
もしかして元ネタって安達祐実でしょうか・・・?
これだけ色々と察せてしまうミミさんの自己紹介シーン
イタメシとかルーズソックスとかランパダとか年齢を隠す気が微塵もありません。
ていうか自分ランパダとか知らなかったよ!今調べて知ったよ!
そして今ラッシュデュエルにハマっていると言って遊我の気を引きます。
新聞で遊我の事を知ったと近づく切っ掛けにしています。
前回といい割と物語に絡んでいます七小新聞。
さてそんな安立ミミの正体はゴーハ社の幹部「トップ・オブ・ザ・ヘキサゴン」の1人、
お年37歳であり小学生どころか同年代の息子がいるレベルです。
彼女はその小学生っぽい見た目のせいで色々と苦労してきたみたいです。
しかし今回の任務であればそんな自分の見た目が活かせるとやる気を出していました。
そして出世を果たしゴーハのトップになろうと躍起になっています。
既にゴーハ最高幹部という立場ですがまだまだ上を目指してるみたいですね。
ミミさんはそんな企みを考えながらトイレで高笑いしていました。
他の女子生徒からものすごく不審がられています。
さてそんなミミさんは遊我の事を
「ラッシュデュエルで世界に無秩序と混沌を極悪人」と考えており彼の情報を探っています。
まあ普段ラッシュデュエルのせいで仕事に追われているならそういう評価にもなるでしょう。
しかし純粋な少年っていった感じでとてもそんな悪い事をする人には見えません。
いやでもそいつ結構腹黒なんですよ。
男の子ドン引きで草
さて遊我を除くチームルークの3人はミミさんを思いっきり怪しがっています。
生徒会長が言うには以前どの学校に属していたかも不明なようです。確かにこれは怪しい。
ルークの「ゴーハの人間だったらどうする?」という疑いも今回は大アタリ。
正体がバレると危惧したミミさんはチームルークを金の力で懐柔する作戦に出ます。
ルークにはナウなヤングにバカウケお菓子セットで懐柔、学人にはベータのビデオデッキで懐柔、
ロミンにはユーロビートを選曲したオリジナルカセットテープで懐柔です。
ロミンは喜びながらもカセットテープを知らないようで困惑しています。
そして遊我には現金30万円・・・いや生々しいよ!?
遊我もさすがに現ナマ差し出しにはドン引きしています。
まあそんな努力もあって遊我ラボへ案内してもらう事に成功しました。
そして例のラッシュデュエル秘密ノートを見つけます。
それを知ったミミさんはさっさと退散、後日盗人スタイルで遊我ラボへ侵入です。
猫耳付けてるあたりこれはキャッツアイ意識してますねぇ。
しかしミミさんのたくらみはチームルークにバレていました。
貰ったものもいらないとお返し・・・ルークほとんど食べてるじゃねーか!
盗みがバレたミミさんは「ラッシュデュエルの事をもっと知りたかった」と言い訳しますが
それが見事遊我には通用しだったら持って行ってもいいといいます。
それを見ればラッシュデュエルをもっと好きになってくれるからという考えで
遊我の中では何よりもラッシュデュエルを広めたいという意識が第一のようですね。
そんな遊我の親切心に絆されながらも何か裏があるのでは?と勘繰るミミさん。
罠だと思いそれを受け取るのを拒否しますが遊我はそれでもノートを渡そうとします。
結果として「遊我が勝ったらノートを渡しミミが勝ったらノートを返す」という
明らかに当初の目的とは逆になっているであろう条件で2人はラッシュデュエルをする事にしました。
散々悩まされてきたラッシュデュエルについてミミさんも相当研究していたようです。
こうして2人のラッシュデュエルが開始されました。
(お)水族
先攻はミミさん、ドロー。
バブリー・エルフ、ガングロ剣士カナン、ワンレンラムーンの3体を召喚。
あの・・・バブル世代って37でもまだ届かない時代じゃ・・・。
彼女達はお水系の人達なので水族です・・・水族ってそういう意味じゃねぇよ!?
学人の指摘通り元ネタはホーリー・エルフ、女剣士カナン、ラムーンという
遊戯王に振るから存在するモンスター達です。
そして魔法カード「オールナイトフィーバー」を発動、
3体を守備表示にしつつ1体につき400、合計1200のライフを回復です。
この前時代的なモンスター達にロミンちゃんは
「親戚のおばさんの若い頃の写真で見た事ある」と発言しミミさんを焦らせます。
ミミさんはこれでターンエンドです。
遊我のターン、ドロー。
遊我の反応に他のチームルーク3人には「来た!」と言っています。
どうやらエースカードを引き当てたようですね。いやもうちょっとポーカーフェイスしようよ
スペルアーチャーとダークソーサラーを召喚してそれをリリース、
セブンスロード・マジシャンをアドバンス召喚します。
自身の効果で攻撃力を3000まで上げた上に魔法カード「貫通」により
ライフを2200にまで削りました。
ミミさんはこの時チョベリバーって言ってます。久しぶりに聴いたなぁその単語・・・。
遊我はカードを1枚セットしてターンエンドです。
ミミさんのターン、ドロー。
残っていた2体のモンスターをリリースし逆玉の神 ディアン・ケトをアドバンス召喚です。
・・・・・・・はい、この場面自分大爆笑しました。
エースカードがディアンケトて・・・ディアンケトて・・・しかもなんかジュリアナしてるし・・・。
さてそんなディアン・ケトの効果は手札を1枚墓地へ送る事でライフを1000回復するという
元のディアン・ケトの効果を踏襲したものとなっています。
さらに魔法カード「3Kボルト」を発動、やべぇ分からない単語増えて来た・・・。
水族モンスターが3体いるときに発動可能で相手モンスター1体の攻撃力を0にします。
これによりセブンスロードの攻撃力が0になってしまいそこにディアンケトで攻撃し大ダメージを与えます。
続く2体のモンスターでトドメ、という所で遊我は罠カード「ダーク・リベレイション」を発動。
墓地の魔法使い族4体をデッキに戻すことで相手モンスターを全て破壊するという
現在ラッシュデュエルの中でもトップクラスのガチカードと言われてる一品です。
これでミミさんのモンスターを一気に全滅させる事に成功しました。
ミミさんはこれでターンエンドです。
徹夜はほどほどに
遊我のターン、ドロー。
魔獣ウォルフラムとはぐれ使い魔を召喚してそれをリリース、
新たなるエース、暁の勇者ライダクロスをアドバンス召喚です。
しかしミミさんも罠カード「復活のバブル-ミラーボール」を発動、
レベル5以上のモンスターが召喚された事を条件にディアンケトを蘇生します。
夜はまだ終わらないと豪語するミミさんに対して同じ女性であるロミンちゃんから痛烈な一言。
そしてそれを聞いたミミさんのガラスの仮面的ショック、リアクションまでいろいろと古いです。
遊我は構わずにライダクロスの効果で手札からハイドロ・マジシャン 聖剣士の柄持ちヒルトを召喚。
ヒルトの効果でライダクロスの攻撃力を2700にまで上昇させます。
そしてライダクロスでディアンケトを戦闘破壊した後に
残った2体のモンスターでダイレクトアタック。
イケメン3体から猛烈なアタックをくらったミミさんはライフが0となってしまいました。
そんなこんなで遊我から秘密ノートを借りる事になったミミさん。
卑怯な方法で手に入れようとした事に罪悪感を感じながらもその戦果を持ち帰ります。
しかしそのノートの中身はとにかく発明のアイデアを書き連ねた乱雑なもので
ゴーハ社幹部達は大混乱、まさに会議が踊っています。
というわけでラッシュデュエルのアンインストール方法を探す為に
ミミさんはまだまだ潜入を続ける事になりました。周りからすっかり不審者扱いです。
濃かった
遊戯王SEVENSはどの回も子供向けアニメらしい濃い展開に溢れていますが
今回はそんな中でも特に濃厚な回でした。正直一番笑いました。
今回登場した転校生の安立ミミさんじゅうななさい。
「もしかしたら30歳超えてるかな?」と予想していましたが
そんな予想をはるかに上回るアラフォー子持ち。
バッチグー、イタ飯、ルーズソックス、ウーパールーパー、ランパダ、シクヨロ、
ショルダーフォン、ナウ、ベータビデオデッキ、カセットテープ、バイビー、
バブリー、ガングロ、ワンレン、DCブランド、ケツカッチン、
オールナイトフィーバー、3K、アッシーメッシーと
この短い時間にこれでもかというほど前時代的な要素を詰め込んでいます。
というか一部37歳でも通らない古いネタも見受けられるというか
正直自分も知らない言葉がいくつかあります。
中の人は15歳との事ですが果たして彼女の言葉をどれくらい理解できているんでしょうか。
そんな彼女のデッキはライフを回復しながら戦うスタイルの水族デッキ。
ライフの削り合いが主体となるラッシュデュエルにおいてライフ回復というのは中々馬鹿にできません。
次回予告 第8話『世紀末とナポリタン』
またカオスなサブタイトルです。もうサブタイトルだけでカオス回だと分かります。
ルークに恨みを持っている世紀末決闘王ヨシオが勝負を挑むという事で
ルークがデュエルをする回のようですね。
・・・はい、明らかにホクトノケェーンですね。
スパゲッティナポリタンという単語は今回ミミさんも言っていた言葉であり
もしかしたらミミさんの息子なのかもしれません。
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