遊戯王ＯＣＧカード考察：《充電機塊（じゅうでんきかい）セルトパス》まずはこいつを出さなきゃはじまらない！

今回紹介するのはCOLLECTION PACK 2020よりこのカードです。

 

カード説明

wiki

 

【機塊】に属する闇属性機械族のＬＩＮＫ－２です。

ＶＲＡＩＮＳにおいてロボッピが使用していたカードであり

このカードのリンク先に他のリンクモンスターを出し

相互リンク状態かそうでないかを切り替える戦術の要となりました。

 

足がコンセント型になったタコ型のロボットです。

とは言っても本来のタコより足が少ないです。

カード名の由来は恐らくセル（単電池）＋オクトパス（タコ）だと思われます。

いわゆるタコ足回線をモチーフとしているのでしょう。

 

相互リンク状態の仲間をパワーアップ

リンク素材には機塊モンスター２体を指定しています。

このため【機塊】デッキで活用するのが基本となるでしょう。

自己展開効果を持つコンセントロールやコピーボックルを用いればリンク召喚は難しくないでしょう。

ただ効果を十全に発揮するにはもう１体リンクモンスターを用意する必要があるので

できるだけ機塊モンスターを３体並べられる状況でリンク召喚を狙いたい所です。

 

リンクマーカーは左下と下の２ヵ所です。

他の機塊リンクはこのリンクマーカーのどちらか片方と相互リンクするようにデザインされており

状況に応じて相互リンクするように、もしくはしないようにリンク召喚していく事になります。

 

 

①の効果はリンク状態になっている時に

攻撃対象にならずまた相手の効果の対象耐性も付与されるというものです。

これにより一定の場持ち性能を確保しています。

デッキの主軸となりながらも攻撃力が０であり攻撃をくらうと大ダメージとなるので

できるだけリンク状態を維持するのが大事になってきます。

 

②の効果は自身と相互リンクしている機塊リンクが相手と戦闘を行うダメージ計算時の間

相互リンク先のモンスターの数×１０００アップさせる強化効果です。

最大で２体のモンスターを２０００アップさせる事が可能であり

全体的に素の攻撃力が低い機塊リンクを立派なアタッカーへと変貌させます。

 

 

③の硬化は１ターンに１度、

相互リンク状態ではない自分の場の機塊リンクが戦闘破壊か効果破壊された場合に

１枚ドローできるというものです。

これにより機塊リンクが除去されたとしても一定のフォローが効きますし

洗濯機塊ランドリードラゴンを自爆特攻させた場合でもアドバンテージの確保が可能です。

まさに機塊デッキの主電源

「まずこのカードをＥＸモンスターゾーンに出した後、リンク先に他の機塊リンクを出す」

というのが【機塊】における基本戦術であり

特に他の機塊リンクが持つ相互リンク状態の効果はほぼこのカードが大前提となります。

数多くある機塊リンクの中でも特に重要度の高いカードであり

ＥＸデッキの枚数に悩まされる際にもこのカードは一定数の確保はしておきたい所です。

 

家電機塊世界エレクトリリカル・ワールドがある状態であれば

状況に応じて他の機塊リンクと相互リンク状態かそうでないかを戦闘中に切り替えられるようになります。

②や③の効果をより柔軟に発動しやすくなるでしょう。

相互リンク状態で強化されている状態であっても他の機塊リンクが戦闘破壊されそうになった場合に

非相互リンク状態にする事で③のドロー効果に繋げるという芸当も可能ですが

その場合より大きなダメージをくらってしまう点には留意しておきましょう。