今回紹介するのはCOLLECTION PACK 2020よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
①:自分フィールドのSモンスター1体を選んで持ち主のEXデッキに戻し、
自分の墓地から「花札衛」モンスター4体を選んで特殊召喚する。
その後、自分はデッキから1枚ドローし、お互いに確認する。
それが「花札衛」モンスターだった場合、そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる。
違った場合、自分フィールドのモンスターを全て破壊し、自分のLPを半分にする。
②:このカードが「花札衛」モンスターの効果で墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
自分の墓地から魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える。
【カーディアン】用のサポートとなる通常魔法です。
魔宮の賄賂のオヤジがイカサマ御法度で取り締まっていたオヤジと勝負をしています。
お互いに体中からオーラを走らせておりまさに一世一代の勝負といった感じです。
魔宮の賄賂のオヤジはなんとも禍々しいオーラが出てるあたり悪代官って感じですね。
いやこいつら何者だよ。
カーディアンを引ければ場に5体が並ぶ
自分の墓地から「花札衛」モンスター4体を選んで特殊召喚する。
①の効果は自分のシンクロモンスター1体をエクストラデッキに戻す事で
墓地からカーディアン4体を特殊召喚する蘇生効果です。
シンクロモンスターをエクストラデッキに戻すという点ではシンクロキャンセルと似ていますが
こちらは戻したシンクロに関係なく4体蘇生でき
蘇生したシンクロなどをエクストラデッキに戻すことも可能な他
シンクロのカーディアンの蘇生も可能です。
それが「花札衛」モンスターだった場合、そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる。
違った場合、自分フィールドのモンスターを全て破壊し、自分のLPを半分にする。
さらにその後1枚ドローしそれがカーディアンモンスターであれば召喚条件無視で特殊召喚可能、
違っていた場合はモンスター全てを破壊して自身のライフを半分にしてしまいます。
正解していれば場に5体のモンスターが並ぶ事になり花札衛-五光-のシンクロ召喚も狙え
正解すれば自分のモンスターが全滅した上にライフも減ると大ピンチに陥る
まさに一世一代の大勝負とも言える効果です。
確実に発動を狙うのであれば花積みなどでデッキトップを操作したりと「イカサマ」をしましょう。
自分の墓地から魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える。
②の効果はカーディアンモンスターの効果で墓地に送られたターンのエンドフェイズに
墓地から魔法罠1枚を選んで手札に加える墓地回収効果です。
カーディアンの効果でカーディアンを引けないのはいわゆるハズレに相当するのですが
その外れの状況をある程度緩和してくれます。
墓地から回収する魔法罠は何でもよく死者蘇生などの汎用カードも回収可能です。
またこの手の効果では珍しく自身も回収できるのがポイントです。
実は外れても問題ない
安定して発動を狙うにはデッキトップを操作する必要こそあるものの
一気に5体のカーディアンを並べる事ができ、
蘇生させたカーディアンそれぞれの効果も発動できるまさに切り札的なカードです。
エクストラデッキに戻すシンクロモンスターは何でもいい為
カーディアン3体で出せる花札衛-猪鹿蝶-花札衛-月花見-、
制約が発生していないのであれば他の2体で出せるシンクロを戻して発動するのがいいでしょう。
また墓地に揃っていればシンクロモンスターのカーディアンも蘇生可能であり
墓地次第では一気にシンクロ4体を蘇生させる事も可能です。
この時に花札衛-雨四光-を蘇生していればカーディアン全てに破壊耐性が付与される為
例えハズレを引いたとしても特殊召喚出来ない以外のデメリットがありません。
つまりデッキトップを操作する必要もなく気兼ねなく発動が可能となります。
最近のカードでは珍しく1ターンに1度の制約もありません。
特に②の効果は複数が墓地に送られたとしても無駄にならない点はありがたいです。
①の効果はそもそも効果が強烈なので1ターンに複数回発動するのは稀ですが
このカードだけならカーディアンしか特殊召喚出来ないという制約も発生しないので
蘇生したモンスターのうち3体をリンク素材などにして
残った1枚のシンクロを戻して再びこのカードを発動、なんて芸当も可能です。
こう色々悪さできそうな気配がぷんぷんしますね。