今回紹介するのはRISE OF THE DUELIST(ライズ・オブ・ザ・デュエリスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
フィールド魔法
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「ドラグマ」モンスターは
EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果の対象にならない。
②:自分の「ドラグマ」モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
③:フィールドゾーンの表側表示のこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
お互いはそれぞれ自身のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
【ドラグマ】用のサポートとなるフィールド魔法です。
石造りの建築物がいくつも並ぶ奥に一際立派な教会が確認できます。
1つ1つの建築物がかなりの大きさがあると思われ
その建物と比較してもなお一際大きい教会の規模が凄まじいです。
何ていうかどの建物も随分と独特な形をしています居住性はいかほどのものなんでしょう。
耐性を付与しつつ戦闘した相手モンスターを破壊
自分フィールドの「ドラグマ」モンスターは
EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果の対象にならない。
①の効果は発動している間自分の場のドラグマモンスターに
EXデッキのモンスター効果に対する対象耐性を付与するというものです。
このEXデッキメタな効果がいかにもドラグマという感じです。
基本的にEXデッキのモンスターを主軸にするデッキはそれらのモンスターが除去手段を兼ねる場合も多いので
それに対する対象耐性というのは結構価値が高いです。
②:自分の「ドラグマ」モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
②の効果は1ターンに1度、自分のドラグマが相手と戦闘を行ったダメージ計算後に
その相手モンスターを破壊するというものです。
【ドラグマ】はEXデッキからモンスターを出せない状況も多く
そうなると教導の聖女エクレシアのような下級モンスターも
効果を発動した後フィールドに残したままにするケースも多いでしょう。
それらのモンスターを自爆特攻させたり壁にしたりと役割を持たせられます。
また多くのエクレシアはEXデッキのモンスターに対する戦闘破壊耐性を持っている為
ダメージさえ覚悟すれば一方的に破壊できる状況も多いです。
③:フィールドゾーンの表側表示のこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
お互いはそれぞれ自身のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
②の効果は1ターンに1度、フィールドに発動して状態で相手によって効果破壊された場合に
お互いにEXデッキからモンスター1体を墓地へ送るというものです。
旧神ヌトスを墓地に落とせば実質的な除去手段として機能し
受動的な発動条件ながらもこのカードの破壊に対する牽制としては意味があります。
ささやかながらも相手のEXデッキ破壊としても機能しますが墓地へ送るカードは相手が選ぶ為
墓地へ送る事で発動するカードを逆に利用されてしまう可能性は留意する必要があります。
対ドラグマを意識したデッキ構成の場合、
1枚ぐらいEXデッキに旧神ヌトスあたり仕込んでおく事は割とあり得ます。
EXデッキにもそれ以外にも対応しやすく
総じてEXデッキメタの意味合いが強いドラグマらしいフィールド魔法と言えます。
①の効果で耐性を付与しつつ②の効果で戦闘破壊にもリスクを持たせると
EXデッキのモンスターに依存している相手はこのカードがあれば大分動きにくくなるでしょう。
逆にEXデッキに頼らない相手にも②の効果で自爆特攻を狙えたりするので
そちらのフォローとしても機能してくれるのがありがたいです。
教導の大神祇官と合わせて相手のEXデッキを枯渇させていくのもいいでしょう。