今回紹介するのはRISE OF THE DUELIST(ライズ・オブ・ザ・デュエリスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
装備魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが装備されている場合、
自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、自分はそのモンスターでしか攻撃宣言できず、
そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
その後、このカードを破壊する。
②:装備モンスターが墓地へ送られた事でこのカードが墓地へ送られた場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
聖剣の新規となる装備魔法です。
美術館に飾られた片翼のようなキヨンを持つ1対の剣です。
焔聖騎士-オリヴィエが持っていた剣から炎を消すとこの状態となるのでしょう。
オートクレールとはシャルルマーニュ伝説に置けるオリヴィエが持っていたとされる剣で
アーサー王伝説におけるランスロットの剣、アロンダイトと同一視される事もあります。
ちなみにファイアーエムブレムシリーズにも登場していますがあちらだと斧になっています。
モンスターに2回攻撃付与orモンスター破壊
①:このカードが装備されている場合、
自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、自分はそのモンスターでしか攻撃宣言できず、
そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
その後、このカードを破壊する。
①の効果は1ターンに1度、装備カードとなっている状態で自分の表側表示モンスター1体を選択、
そのターン選択したモンスターでしか攻撃できず、このカードも破壊する代わりに
選択したモンスターに2回攻撃を付与するというものです。
そのモンスターでしか攻撃できなくなるのでエース級のカードに装備させるのが基本となります。
【聖騎士】ならば直接攻撃を付与できる聖剣クラレントと組み合わせる事で
大ダメージを狙っていく事も可能です。
例えば神聖騎士王アルトリウスにこのカードと聖剣クラレント、あと聖剣ガラティーンを装備させれば
3200打点のダイレクトアタックが2回可能です。
②:装備モンスターが墓地へ送られた事でこのカードが墓地へ送られた場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
②の効果は1ターンに1度、このカードを装備しているモンスターが墓地へ送られた場合に
フィールドの表側表示モンスター1体を破壊できるというものです。
焔聖剣が共通で持つ装備モンスターが墓地へ送られた際に発動する効果であり
①の効果とはトレードオフの関係になりますが戦闘破壊やダメージが狙えるのであれば①の効果を、
そうでなければこちらの効果で単純に除去として使用するという使い分けが可能です。
装備モンスターをエクシーズ素材にした場合には墓地へ送られた扱いにならない点には注意です。
どんなモンスターにも2回攻撃付与!
聖剣の中でも珍しくどちらの効果も聖騎士も炎属性戦士族も参照しません。
その為どんなモンスターにも装備でき①の効果は実質的に
「そのターンそのモンスターでしか攻撃できない代わりに2回攻撃できる」魔法カードのように扱えます。
2回攻撃を付与するカードの中でも制約がかなり緩い方であり
ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンのような強力なアタッカーに装備させる事で
1ターンキル級のダメージも叩き出せます。
そして2回攻撃を付与できるカードであると同時に
「モンスターを墓地へ送る」という緩い条件で除去が行えるカードでもあります。
シンクロ召喚やリンク召喚を軸とするデッキであれば特に何も考えずとも条件を満たす事が可能であり
シンプルな除去カードのように使う事もできるでしょう。
装備魔法であるという点もポイントで聖騎士の追想 イゾルデの効果のコストとして活用可能です。
数ある装備魔法の中でもトップクラスに汎用性の高いカードであり
イゾルデとセットで採用する装備魔法に迷ったらとりあえずこれを選んでおいてもいいでしょう。