遊戯王セブンス第5話の感想です。
前回のあらすじ:男2人をこの距離で侍らせるロミンちゃんの図
目次
マスゴミ
登校されていた動画が消され単語検索すら規制されるラッシュデュエル。
ゴーハ社の仕業だと睨むルークにもしそれが本当ならば
ゴーハのような大企業が自分達を注目していると好意的に解釈する遊我。
とりあえずこの状況を抗議しようとルークはゴーハ社に電話をしますが
「こちらカスタマーサポートです」「お客様相談係に繋いでくれ」「ですからこちらカスタマーサポートです・・・」
ルーク君英語分からない!
まあ自分も英語は大の苦手なので人の事は言えないです。小学生だもんねしょうがないよね。
サポートはともかくカスタマーってそんなに使いませんしね。
さてそんな遊我達の元に新聞部の3人組が声をかけてきます。
目立ちたがり屋なルークはここぞとばかりにその取材に答えます。
遊我はこれを見てネットが駄目なら新聞というアナログな手段なら規制されず
ラッシュデュエルを広める武器になるのでは?と考えます。
そして取材を終えた所で現れるロミン、これでチームルーク集結です。
どうやらロミンが言うには新聞部の評判はよくないようで
まさにその答えとばかりに「最低最悪のデュエル」「デュエルへの冒涜」という
徹底的にラッシュデュエルをこき下ろした記事が報道されます。
ついでにルークの取材内容も「お前達は家来だ」と言わんばかりの内容で
それを見た生徒達がチームルークを蔑んだ目で見てきます。慌てて取り繕うロミンちゃんが可愛い。
怒りに燃えるルークや生徒会長ですが遊我だけは校内新聞の影響力を冷静に分析しています。
こういう視点を忘れない科学者の鑑です。
煽り能力高い系主人公
さて新聞部に抗議に向かったチームルークですが新聞部は記事を訂正する気はありません。
生徒会長の講義にも一切動じない新聞部に対して
訂正記事はいらんがラッシュデュエルを馬鹿にした事だけは許さないと怒るルーク。
一番誹謗中傷されている立場がはっきり訂正いらんというあたり中々肝がすわってます。
それでも態度を崩さない新聞部ですがここで遊我はラッシュデュエルがネット規制されている事を根拠に
ラッシュデュエルを記事にした新聞部もゴーハ社の圧力がかかって廃刊になってしまうと脅します。
そうですこの主人公四天王の策略担当なんです。
ロミンの時もそうですが遊我は結構人を煽るのが上手いですね。口調もあってかなり黒いです。
「廃刊」という言葉に反応して様子が豹変する新聞の緑髪の少年。
何を隠そう彼こそが新聞部部長、真実爆郎です。逆転裁判バリの豹変です。
彼はチームルークに「デュエルで勝った方が負けた方の言う事を聞く」という提案をし
さらにデュエル方式はラッシュデュエルでいい、そこで底の浅いルールだと証明すると言い出します。
それに対して打って出るのはルーク、
彼は言います。ラッシュデュエルが奥が深いルールだと証明すると。
なお他の新聞部2人が相変わらずルークにウザ絡みしてきます。
同じ様にバクローにもしてる辺り煽り以前にこの姿勢が新聞部の素っぽい感じもします。
が、チームルーク側も負けていないというかカイゾーが新聞部のメガネの子に絡みます。
声的にそうだと思ってましたがやっぱりこの子女の子でしたか。
改造したらますます変になったと言う遊我、大丈夫?こいつロボッピしない?
そしてロミンにも続けて絡むカイゾー、スケベキャラを確立しています。
圧倒的な報道攻撃
こうして2人のラッシュデュエルが始まりました。
最初のターンはバクロー、「新聞部のターン!」と部の名前を叫ぶあたり部長らしさが出ています。
彼はモンスターを1枚、魔法罠を3枚伏せてターンエンドです。
続いてルークのターン、ドロー。
竜の祈り子、ドラゴライト、ドラゴンバットを召喚しさらに貫通をドラゴライトに発動、
ドラゴライトでセットモンスター、配達マシン・ブーンを戦闘破壊しダメージを与えるものの
バクローは罠カード「事件です!」を発動、
守備モンスターが戦闘破壊された際に相手に300ダメージを与えるます。
それでも攻めを姿勢を崩さないルークですがダイレクトアタックの際に
バクローは手札からカードを墓地へ送って罠カード「現場からは以上です!」を発動、
更に300ダメージを与えつつバトルフェイズを強制終了させます。
彼はラッシュデュエルの取材の為にそれを入念に研究していました、
そしてだからこそ「ラッシュデュエルは底の浅いデュエル」だと結論付けていたのです。
ルークはこれでターンエンドです。
バクローのターン、ドロー。
まずマシン・ブーン2体を召喚、それをリリース。
そこだね!やったね!特ダネゲット!
回れ回れよ輪転機!
出てこい号外!特報マシン・タフロイド!!
最上級モンスター、特報マシン・タフロイドをアドバンス召喚です。
さらに魔法カード「シンブンシン」を発動、
2体目のタフロイドを墓地から蘇生します。
そしてデッキトップのカードを墓地へ送ってタフロイドの効果発動、
相手のデッキのカードを5枚確認して好きな順番にデッキボトムに戻し、
その中にいたモンスターの数×100自身の攻撃力を上昇させます。
ラッシュデュエルだとデッキ破壊としての性能も強そうな効果です。
墓地へ送られたモンスターは3枚、よって300アップです。
1体だけしかこの効果を発動してないのは名称指定のターン1制限あるからでしょうか。
さらにさらに2枚目のシンブンシンを発動、
先ほどの効果で墓地へ送ったタフロイドを蘇生しこれでタフロイドが3体です。
そして2体のタフロイドでドラゴンバット、竜の祈り子を戦闘破壊し
最後に攻撃力の上昇したタフロイドでドラゴライトを攻撃してトドメ!
といった所でルークが罠カード「竜の執念」を発動、
墓地のドラゴン族1体をデッキに戻してそのレベル×100、
今回の場合竜の祈り子を選択したので300、ドラゴライトの攻撃力をアップさせます。
ドラコライトは破壊されるもののかろうじでライフを100残しました。
バクローはこれでターンエンドです。
ようこそ、逆転のデュエルへ
相手のライフが残り100という事で勝ち誇るバクロー、
生徒会長も慌てふためきますが遊我はは言います、僕の知ってるルークはこの程度じゃ終わらないと。
ルークのターン、ドロー。彼は手札からドラゴン族3体を墓地へ送りドラゴニック・プレッシャーを発動、
3体のタフロイドを全て破壊、さらに墓地からドラゴンズ・セットアッパーを蘇生させます。
しかしバクローは罠カード「報道魂」を発動、
何気にケモミミ巨乳記者というやたらあざといイラストです。
機械族が効果破壊された時に墓地の機械族を蘇生させるカードでタフロイドを1体蘇生します。
ですが結論から言えばこれがカイゾーの敗因となります。
ルークはセットアッパーの効果でアップセッターを蘇生させ2体をリリース、
連撃竜ドラギアスをアドバンス召喚します。
カイゾーはドラギアスをデッキボトムに置いたはずなのにと驚愕していましたが
先ほど竜の執念の効果でシャッフルが発生した為引けたわけですね。
所でバクローのこの反応、これってルークのデッキにドラギアスが1枚しかないと知っているという事ですが
そのあたりも取材で調べていたりしたんでしょうか。
なにはともあれドラギアスの2回攻撃によってタフロイドを戦闘破壊するなりそのまま直接攻撃、
バクローのライフは0となりました。ルークの勝利です。
相手がタフロイドを蘇生していなければ、いやそもそもドラギアスを引けていなければ負けていたデュエル、
でもそれでいいんだと遊我が言います。0.1%でも逆転の目が残されている事、
それがラッシュデュエルの醍醐味だからと。
ちなみに初期手札40枚だとして1枚しかないドラギアスをドローできる確率は
最初にドローした5枚を引いて竜の祈り子をデッキに戻した後の5枚ドローで引ける確率、
つまり36分の5です。中々の運命力ですね。
デュエルに敗北して膝を崩す新聞部に意趣返しをしかけるロミン、相当鬱憤溜まってたようです。
しかしバクローは元気に立ち上がります。
今回のデュエルを通じてラッシュデュエルの奥深さや面白さを体感し
それを世間に広める事こそジャーナリストとしての使命だと。
だから廃刊にはしないでくださいと頭を下げそれを了承する遊我。
かくして翌日からラッシュデュエルの面白さを記事にした新聞が配布される事となりました。
こうしてラッシュデュエルを世間に知らしめる手段を1つ確保できた事になります。
なおルークはこっそり新聞部にコラ画像の作成を依頼していました。
どうやら自分がデュエルに乗り出したのはこれが狙いだったようです。
コラ画像なのに他3人の嫌そうな顔がなんとも言えません。
というわけで初の遊我が絡まないデュエルでした。思った以上にダブル主人公してます。
バクローは明確に機械族を主軸にするデッキでしたね。
中々面白い戦術でしたが今後レギュラー化したりはするんでしょうか。
あとロミンちゃんが本格的にクールキャラ(笑)になりつつある
次回予告 6話『御麺!ラーメンデュエル!』
今度の舞台はチームルークいきつけの食堂、
しかし閉店の危機にあるようでそれを何とか解決しようとするみたいですね。
ですが残念ながらコロナの影響により放送は延期となります。
色んなアニメの放送に影響が出ていますね・・・。