今回紹介するのはRISE OF THE DUELIST(ライズ・オブ・ザ・デュエリスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
フィールド魔法
このカード名はルール上「海」として扱う。
①:このカードの発動時の効果処理として、
デッキから水属性モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く事ができる。
②:1ターンに1度、自分フィールドの水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つまたは2つ上げる。
③:1ターンに1度、
自分メインフェイズに、自分が水属性Sモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでエンドフェイズまで表側表示で除外する。
水属性用のサポートとなるフィールド魔法です。
まさに海底の都と呼べる立派な街で
プリマドーナやミンストレルといった深海のモンスター達が
様々な海洋生物と共に幽雅に暮らしています。
マガラニカとは南極を中心とした南半球に存在すると言われた仮説上の大陸です。
昔は「北半球に匹敵する規模の大陸が南半球にも存在する」と考えられていたのです。
そんなマガラニカを語源とするのであればこの深海の都は
それこそ南半球の大部分を占めるようなとんでもなく広い都なのかもしれませんね。
新たなる海!
まずルール上「海」として扱う効果外テキストが存在します。
伝説の都 アトランティス、忘却の都 レミューリア、幻煌の都 パシフィスに続く
4枚目の海として扱うフィールド魔法です。
他の海として扱うカードや海そのものと合わせて合計3枚までしかデッキに入れられません。
同時に潜海奇襲などの海を必要とするカードの条件を満たせます。
デッキから水属性モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く事ができる。
①の効果は発動時にデッキから水属性1体をデッキの上に置くデッキトップ操作です。
各種深海モンスターが持つデッキから墓地へ送る効果と合わせる事で
任意の水属性モンスターを確実に墓地に落とす事が可能となります。
黄泉ガエルや六花のひとひらなどの自己蘇生が出来るモンスターや
海皇など水属性の効果で墓地に送られた時に発動するモンスターが
デッキトップに置く候補となるでしょう。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つまたは2つ上げる。
②の効果は1ターンに1度、自分の場の水属性1体のレベルを
そのターンの間1か2上げるレベル変動効果です。
シンクロ召喚やエクシーズ召喚の為のレベル調整に使うのが主な活用手段となりますが
変わった所ではレベル3やレベル4のモンスターを無理やりレベル5以上にして
オッドアイズ・アドバンス・ドラゴンのリリース要員にするみたいな使い方もあります。
自分メインフェイズに、自分が水属性Sモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでエンドフェイズまで表側表示で除外する。
③の効果は1ターンに1度、水属性シンクロを特殊召喚した場合に、
相手の手札を確認してから1枚選び
そのターンのエンドフェイズまで除外してしまうというものです。
相手の手札を見てから除外ができますが相手ターンになる頃には手札に戻ってしまうので
その前に深海姫プリマドーナや竜嵐還帰などで除外したカードに干渉するのがいいでしょう。
結構色んな水属性デッキで活用できる
①の効果で深海が持つ墓地肥やし効果で目当ての水属性を確実に墓地へ送れ
②の効果でシンクロ召喚の為のレベル調整がしやすくなり
深海姫プリマドーナをシンクロ召喚すれば③の効果が発動して除外したカードに干渉できると
全ての効果が深海と噛み合っておりまさに【深海】でこそ最大限に力を発揮できるカードです。
また②の効果は水属性全般でレベル調整に便利な効果なので
【深海】以外の水属性デッキにおいても採用の余地があります。
同じく水属性のレベル調整が行えるフィールド魔法に忘却の都 レミューリアがありますが
あちらと違い、1体のモンスターのみのレベルを1か2上げる事が出来るので
細かいレベル調整やレベルがバラバラのモンスターでエクシーズ召喚を狙いたい場合などには
こちらの方がより使い勝手がいいでしょう。
①の効果も単純に狙った水属性をドローしたい場合に使えますし
水フルモン以外でもフィッシュボーグ-プランターの自己蘇生を確実にできたりと使い道はあります。
また深海姫プリマドーナ自体は水属性全般で活用できるモンスターなので
レベル7のシンクロ召喚さえ狙えるのであれば③の効果も無駄になりません。