遊戯王ラッシュデュエルカード考察：《交戦魚（こうせんぎょ）サメガロン》守ってる相手からダメージを取る手段は結構大事です

今回紹介するのはデッキ改造パック 超速のラッシュロード!!よりこのカードです。

 

 

カード説明

 

水属性魚族のレベル７モンスターです。

 

赤いトゲのような鱗を全身に走らせる巨大なサメです。

もうこれでもかというほど獰猛さを表現していますね。

恐らく通常のサメと思われるものが豆粒みたいに小さく描かれておりその巨大さが伺いしれます。

 

水属性をコストに相手を無理やり攻撃表示に

 

その効果は手札から水属性１体を墓地へ送る事で

相手の守備表示モンスター１体を表側表示にする表示形式変更効果です。

基本的には守備力より攻撃力の高いモンスターの方が多い為

戦闘で有利になる為の効果、というよりは無理矢理ダメージを与える為の効果といった所です。

下級モンスターの攻撃力が高くても１５００といった所なので

下級モンスター相手に発動すれば８００程度の戦闘ダメージは見込める計算になります。

 

もうあからさまに「勝ってる時にこそ輝くカード」ですね。

ラッシュデュエルでは召喚回数に制限がない関係上、押されている側は

壁モンスターをずらりと並んで相手の攻撃を耐えるというのが戦術の１つとなってきます。

そういった時に壁モンスターを無理やり攻撃表示にする事は

ダメージを与える手段の１つとして機能するでしょう。

手札コストこそ必要ですが勝っている状態であればそもそも手札が余りがちになりやすい為

この点もそこまで気にするほどではないでしょう。

攻撃力も最上級ラインである２５００には少し及ばないものの

少なくとも上級以下までには負けない数値はありダメージを取る手段の１つとしては

割と無理なくデッキに組み込めるカードの１つだと思います。

 

あとはコストとなる水属性モンスターをどれだけ自然に組み込めるかといった所でしょうか。

むしろこのカード本体よりコストとなる水属性のコストにこそ苦労するかもしれません。