遊戯王ラッシュデュエルカード考察：《ヴォロスの仮面》仮想敵がややピンポイントだけどライダクロスに対応してます

今回紹介するのはデッキ改造パック 超速のラッシュロード!!よりこのカードです。

カード説明

地属性魔法使い族のレベル５モンスターです。

悪魔風の仮面をつけたローブ姿のモンスターです。

ローブの内側は宇宙のようになっておりローブと仮面だけがそこにあるような感じです。

カード名の由来は「ヴォーロス」からでしょうか。

スラヴ神話における家畜の神であり豊穣や多産を司っています。

レベル６以下の相手の攻撃力を１５００に

その効果は１ターンに１度、手札１枚を墓地へ送る事で

相手のレベル６以下のモンスター１体の攻撃力をそのターンの間１５００にするというものです。

１５００は丁度下級モンスターの攻撃力ラインであり

基本的に下級モンスター相手に使ってもうま味がない事から

ほぼレベル５、６のモンスターをピンポイントで狙い撃つ効果と言えるでしょう。

このカードで攻撃力１５００にする事で

下級モンスターで相打ちに持ち込んだり他の上級モンスターで一方的に戦闘破壊可能となります。

ただやはり最上級モンスター相手には機能しない点と

このカード自身の攻撃力も１５００と下級モンスターと相打ちされてしまうラインなのが痛い所でしょうか。

とはいえ悪い点ばかりでもなくレベル５の魔法使い族という事で

暁の勇者ライダクロスの効果に対応しています。

ライダクロスの効果でこのカードと一緒にハイドロ・マジシャンを特殊召喚すれば

このカードが活かせる状況も幾分と作りやすいでしょう。

もっともライダクロスをアドバンス召喚する場合それで手札を３枚使う事になるので

今度は手札コストの確保が課題になってくるわけですが。

また上級モンスターピンポイントとは言いましたが

今後装備魔法のように攻撃力を永続的に上昇させるカードが増えてくれば

下級モンスター相手にもこの効果を活かせる状況も増える事でしょう。