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遊戯王カード考察:《白き宿命(さだめ)のエルドリクシル》状況に応じて自分ターンにも相手ターンにも

今回紹介するのはデッキビルドパック シークレット・スレイヤーズよりこのカードです。

 

 

カード説明

白き宿命のエルドリクシル
速攻魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分の手札・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、
この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

wiki

 

【エルドリッチ】用のサポートとなる速攻魔法です。

恐らくイラストは黒き覚醒のエルドリクシルの続きなのでしょう。

黄金に輝く結晶からエネルギーがほとばしり

真っ黒な泉から亡者が湧き出ています。

明らかに暴走した感があり術士が思いっきり慌てふためいています。

 

モチーフとなっているのは錬金術における金を生み出す「大いなる業」の1つ、

精神的浄化や結晶化の段階である白化(アルベド)だと思われます。

錬金術繋がりでGXのアムナエルも「白の過程-アルベド」という魔法カードを使っています。

 

手札や墓地からエルドリッチやアンデット族を特殊召喚

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このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分の手札・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、
この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。

①の効果は1ターンに1度、エルドリッチと名の付くモンスターを、

既にエルドリッチが場にいる状態であればアンデット族全般を

手札か墓地から特殊召喚出来るというものです。

エルドリクシルの中で唯一デッキからの特殊召喚ができませんが

速攻魔法故にフリーチェーンかつ迅速に唱える事が可能です。

特にバトルフェイズ中にこのカードで墓地や手札からアンデット族を特殊召喚して

そのまま畳みかけるように攻撃を加えるというのは他のエルドリクシルにはできない芸当です。

 

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

②の効果は1ターンに1度、自分メインフェイズに墓地から除外する事で

デッキから黄金郷と名の付く魔法罠を自分の場にセットするというものです。

エルドリクシル魔法罠が共通で持つ効果であり

エルドリクシルを除外して黄金郷罠モンスターをセット、

黄金郷罠モンスターが墓地へ送られたら今度はそれを除外してエルドリクシルをセットというのが

【エルドリッチ】におけるアドバンテージ確保の基本となります。

①の効果とはどちらか片方しか発動できない為、効率よく回していくのであれば

①の効果は相手ターンに発動するといいでしょう。

 

 

デッキからの特殊召喚が出来ない為序盤での使い勝手こそ他2種類のエルドリクシルに劣るものの、

速攻魔法故に手札に来た時にはすぐさま発動する事ができますし

エルドリクシルでセットした後もフリーチェーンで発動する事ができると

一度墓地から蘇生させる準備さえ整えば一番柔軟に活用できるでしょう。

特にエルドリッチが場に出ている間はアンデット族用のフリーチェーン蘇生カードとなり

黒き覚醒のエルドリクシルと違いリンクやシンクロなどの蘇生にも繋げられるので

非常に使い勝手がいいです。

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