今回紹介するのはデュエリストパック-冥闇のデュエリスト編よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星10/水属性/水族/攻3000/守3000
水族モンスター+水属性・レベル10モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
●自分フィールドの攻撃力0の水族・レベル10モンスター1体を
リリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
①:モンスターをアドバンス召喚する場合、
このカードは3体分のリリースにできる。
②:このカードは戦闘では破壊されず、
相手は「神・スライム」以外の自分フィールドのモンスターを、
攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
水属性水族のレベル10融合モンスターです。
原作ではオベリスクの巨神兵をコピーしたメタル・リフレクト・スライムの事をマリクがこう呼んでおり
そこからさらにリバイバル・スライムを融合させていました。
このモンスターはそのメタル・リフレクト・スライムとリバイバル・スライムの融合体と言えるでしょう。
メタル・リフレクト・スライムがオベリスクの巨神兵の姿をかたどっています。
OCGのメタル・リフレクト・スライムもオベリスクの巨神兵を意識したステータスなのですが
こちらはよりオベリスクの巨神兵のコピーである事が強調されていますね。
今回のデュエリストパックは闇属性デュエリストのカードを収録するという名目であり
このカードは闇マリクの新規としてラーの翼神竜と共に今回のパックの看板を務めます。
水属性だけどな!
1体で神のリリースとなり他のモンスターの壁にもなる
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
●自分フィールドの攻撃力0の水族・レベル10モンスター1体を
リリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
融合素材には水族モンスターと水属性レベル10モンスターを指定しています。
それぞれリバイバル・スライムとメタル・リフレクト・スライムを意識しているのでしょう。
またそれとは別に攻撃力0の水族レベル10をリリースする事でも
EXデッキから特殊召喚が可能です。
一応イビリチュア・ジールギガスが対応していますが
基本的には罠モンスターのメタル・リフレクト・スライムをリリースして特殊召喚する事になるでしょう。
逆に言えばメタル・リフレクト・スライム1枚からこのカードを出す事ができるので
普通に融合召喚するよりもメタル・リフレクト・スライムから出すのが基本となるでしょう。
攻撃力0レベル10のモンスターをDNA改造手術やリプロドクスなどで水族に変えるのもありで
時械神や深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイトなどは出しやすいでしょう。
このカードは3体分のリリースにできる。
①の効果はアドバンス召喚する場合に
3体分のリリースになれるというものです。
三幻神や三邪神、神獣王バルバロスやThe tripping MERCURYなど
3体のリリースを要求するモンスターを出す難易度を大幅に下げてくれます。
相手は「神・スライム」以外の自分フィールドのモンスターを、
攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
②の効果は戦闘破壊耐性と
自身以外のモンスター攻撃と効果の対象にできなくするというものです。
原作におけるリバイバル・スライムの、そしてディフェンド・スライムを意識した効果となっています。
元々攻撃力3000という高いステータスを持ちつつも
それより高い攻撃力が出ても壁として機能する事が可能であり
さらに他のモンスターを攻撃だけでなく効果からも守ったりと壁としてかなり優秀です。
さすがに全体除去まで防げませんが、単体除去であれば
相手としてはこのカードをどかしてから改めて他のモンスターに除去を使う必要があり
確実に手間を与える事が可能です。
メタルリフレクトスライムがより使いやすく強力に
神のカードなどのリリース要員として、他のモンスターを守る壁要員として
そして3000打点のアタッカーとしても使えるという非常に器用に動けるカードです。
これが実質的にメタル・リフレクト・スライム1枚で出せるわけですから相当に優秀です。
弱点を挙げるならメタル・リフレクト・スライムが罠モンスター故に
一度セットしてから特殊召喚する必要があるという点で、
それを嫌うのであれば何かしら時械神を出した後に
適当なモンスター2体をリプロドクス2体をリンク召喚して時械神を水族にするのがいいでしょう。
メタル・リフレクト・スライムの使い勝手を飛躍的に上げてくれるカードであり
3体分のリリース要員が欲しいデッキに採用する他にも
苦紋様の土像などの罠モンスターを中心とするデッキでも
苦紋様の土像本体を守れる3000打点のアタッカーとして機能してくれます。
単純にランク10のエクシーズ素材としてメタル・リフレクト・スライムを採用しているデッキでも
このカード単体でアタッカーになれる点や魔法罠ゾーンをどかせる点は意識しておくといいでしょう。