今回紹介するのはETERNITY CODE(エターニティ・コード)よりこのカードです。
目次
カード説明
チューナー・効果モンスター
星3/水属性/海竜族/攻1200/守1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からこのカードと水属性モンスター1体を捨てて発動できる。
相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでエンドフェイズまで表側表示で除外する。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送り、
「深海のミンストレル」以外の自分の墓地の
レベル4以下の水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番上または一番下に戻す。
【深海】に属する水属性海竜族のレベル3チューナーです。
竪琴を左手に持った青を基調とする人魚の女性です。
表情からも気さくそうな人柄が感じられますね。
ミンストレルとは中世ヨーロッパで活躍した職業音楽家の事で
主に吟遊詩人の意味で使われます。
墓地を肥やしつつデッキトップ操作
①:手札からこのカードと水属性モンスター1体を捨てて発動できる。
相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでエンドフェイズまで表側表示で除外する。
①の効果は1ターンに1度、手札から自身ともう1体水属性を捨てる事で
相手の手札を確認してカードを1枚エンドフェイズまで除外するというものです。
情報アドバンテージこそ得られますが実質的なアドバンテージには繋がらず
そのまま使うと2枚のディスアドバンテージとなってしまうので
海皇を捨てるなどしてディスアドバンテージを軽減する工夫をするといいでしょう。
竜嵐還帰などと組み合わせる事で除外したモンスターを
そのまま自分のものにしてしまうといった動きも可能です。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送り、
「深海のミンストレル」以外の自分の墓地の
レベル4以下の水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番上または一番下に戻す。
②の効果は1ターンに1度、
特殊召喚した場合にデッキから3枚カードを墓地へ送る事で
同名カード以外の墓地のレベル4以下の水属性をデッキの一番上、
または下に戻すデッキトップ操作です。
他の深海モンスターもデッキから墓地へ送る事で発動する効果を持っており、
海皇や深海のセントリーあたりをデッキトップに置く事で
それらの効果から「水属性の効果の為に墓地へ送られた場合の効果」の発動を狙いやすいです。
チューナーである事を活用していこう
他の深海に比べて直接的なアドバンテージには繋がりにくいものの
②の効果で墓地肥やし出来る数は一番多く、例えデッキトップを操作していなくとも
海皇などを墓地へ送って効果を発動してくれるケースは充分あります。
特に【水フルモン】などでは墓地肥やし手段の1つとして活用していけるでしょう。
チューナーであるのもポイントでシンクロ召喚したい場合にも重宝します。
深海のディーヴァで特殊召喚すれば墓地を肥やしつつ2体のチューナーが並ぶので
そこにレベル4のモンスター、例えばサイレント・アングラーあたりを特殊召喚すれば
水晶機巧-グリオンガンドのシンクロ召喚に繋げられます。