今回紹介するのはETERNITY CODE(エターニティ・コード)よりこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
①:自分メインフェイズにこの効果を発動できる。
手札から「ティンダングル」カード1枚を捨て、以下の効果から1つを選んで適用する。
このターン、この効果で捨てたカードと同名のカードを
自分は「メールの階段」の効果で捨てる事はできない。
●自分フィールドの裏側守備表示モンスター1体を選んで表側攻撃表示にする。
●自分フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を選んで裏側守備表示にする。
【ティンダングル】用のサポートとなる永続魔法です。
VRAINSにおいて財前晃がAi戦で使用し
その効果でティンダングル・エンジェル、ティンダングル・イントルーダー、
ティンダングル・ハウンドをリバースしました。
真っ黒な螺旋階段が真上からの視点で映し出されています。
色合い的なバチカン美術館の螺旋階段を意識したものでしょうか。
手札コストさえあれば1ターンに何度でも
手札から「ティンダングル」カード1枚を捨て、以下の効果から1つを選んで適用する。
●自分フィールドの裏側守備表示モンスター1体を選んで表側攻撃表示にする。
●自分フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を選んで裏側守備表示にする。
その効果は手札からティンダングルと名の付くカード1枚を捨てる事で
自分の場の裏側守備表示のモンスターを表側攻撃表示にする、
もしくは表側攻撃表示のモンスターを裏側守備表示にできるというものです。
まさにリバースモンスター用とも言える効果であり
セットしたモンスターのリバース効果を即時発動したり
発動し終えたリバースモンスターの再利用として機能します。
手札コストとしてティンダングルを捨てる点も
ティンダングル・ドールズの効果の発動トリガーとなったり
ティンダングル・イントルーダーやティンダングル・ドロネーの布石にしたりと
デメリットばかりではありません。
自分は「メールの階段」の効果で捨てる事はできない。
制約として捨てたティンダングルと同名カードは
同じターン中にこの効果で捨てる事ができません。
逆に言えば違う種類のカードであれば繰り返しコストにして発動する事が可能であり
1ターンの間にリバースモンスターを何度もひっくり返してリバース効果を発動できます。
現時点で手札コストとして捨てられるティンダングルは9種類存在しており
最大で5回分、1ターンの間にリバース効果を発動可能です。
他のリバースモンスターにも
【ティンダングル】においてリバース効果特有の発動のラグを解消するカードであり
デッキの回転率に大きな影響を与えくれる存在です。
効果もそうですが手札からティンダングルを墓地へ送れる点も重要で
墓地肥やしの大事なティンダングルにとって特に序盤に高速で墓地を肥やす手段となります。
またティンダングルに限らずリバースモンスター全般のリバース効果を繰り返し発動できます。
禁忌の壺を繰り返しリバースすれば相手の手札やフィールドをズタズタにできますし
メタモルポットをリバースすれば手札を補充しつつ相手のデッキを高速で破壊できます。
一旦手札を全部捨てる事になる為、連続で発動できるかは運が絡みますが
現在ティンダングルのモンスターはいずれもダーク・バーストか悪夢再びのどちらかに対応しており
これらを採用しておけば安定性は高まります。
間接的に墓地肥やしにもなってくれるという点もティンダングルにとってはありがたいでしょう。
もしかしたら今後デッキ破壊型のティンダングル出てくるかもしれませんね。