今回紹介するのはETERNITY CODE(エターニティ・コード)よりこのカードです。
目次
カード説明
チューナー・効果モンスター
星3/風属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手がモンスターを表側表示で特殊召喚した場合、
このカードを手札から捨て、その表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果はターン終了時まで無効化され、
このターン中に対象の表側表示モンスターがフィールドから離れた場合、
そのコントローラーは対象のモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
風属性アンデット族のレベル3チューナーです。
攻撃力、守備力1800のレベル3チューナーという
公式で「妖怪少女」、一般的に「手札誘発娘」と呼ばれるカードの新規です。
草原の中、月をバックに涙を流して佇むフードを被った女の子です。
一体彼女は何を思って泣いているのでしょうね。
カード名の由来は「小夜時雨」からでしょう。
夜に振る時雨(秋の末から冬の初めごろに一時的に降ったりやんだりする雨の事)で
多くの妖怪少女と同じように季節を現す言葉が使われています。
効果を無効にしつつ素材にした時にダメージを与える
その効果は1ターンに1度、
表側表示でモンスターが特殊召喚された場合にこのカードを手札から捨てる事で
そのターンの間その特殊召喚されたモンスターの効果を無効にし
さらにそれがこのターン中にフィールドから離れた場合に
元々の攻撃力分のダメージを与えるというものです。
発動タイミングが効果発動時から特殊召喚時になった代わりに
自分ターンでも撃ててダメージ効果もついたエフェクト・ヴェーラーとも言うべき効果と言えます。
自分ターンに撃てる意味は思いのほか大きく
例えばクロスローズ・ドラゴンから出てくるブラック・ローズ・ドラゴンなどを防げます。
何気にピリカ対応
このカードの使い方は主に2通り考えられます。
1つは特殊召喚時に釣り上げやリクルートをしてくる効果持ち相手に発動し
展開の妨害をしつつ、各種素材にする場合にもダメージを与えるというものです。
リンク素材などに用いられるモンスターはステータスが低い事が多いですが
それでも1000程度のダメージは期待でき妨害のおまけと考えれば十分です。
もう1つは大型エースが特殊召喚された時に奈落の落とし穴などの除去カードとセットで発動し
大きな効果ダメージを狙っていく使い方です。
こちらは他のカードとの併用が前提となってきますが状況次第では3000以上の大ダメージが期待でき
また除去が出来ない状態であっても単純に効果を無効にするだけでも意味はあります。
また風属性のチューナーなのでガスタの神裔 ピリカに対応しています。
風属性チューナーの中でも特に汎用性の高いカードであり
ピリカや緊急テレポートあたりと一緒に出張させるのも面白いでしょう。
このあたりもエフェクト・ヴェーラーの差別化として検討出来る要素です。